約 4,322,520 件
https://w.atwiki.jp/ma1ss/pages/367.html
141. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 46 22.40 ID ssLRmZ4U0 マミ「お手洗いから帰ってきたら、これは一体どういうことなの?」 QB「わけがわからないよ」 杏子「わけがわからないよ票ばっかじゃねぇか」 ほむら「仕方がないじゃない、わけがわからないのだもの」 まどか(みんな東西オッポレ合戦知らないのかな……) さやか「まぁそんなわけのわからないのは放っておいて次のお題行くよ」 マミ「ティロ・ 146☆」 146. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 48 00.60 ID P2KazDhL0 まんがまどか昔ばなし 153. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 51 03.53 ID ssLRmZ4U0 ほむら「相変わらず良い腕ね、あなた」 さやか「誰と話してんのよ」 マミ「ここここ、この私の口からティロ・【まんがまどか昔ばなし】なんて技名が……」ガクッ 杏子「マンガマドカムカシバナシ、字面だけなら何かの呪文だな」 ほむら「まんぎゃまd……っ」ガリッ まどか(噛んだ) さやか(噛んだ) マミ(噛んだ) 杏子(何食ってんだろう) ほむら「……締切は22:10よ」 154. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 51 47.09 ID wlXmHQm30 むかーしむかし、あるところに、ほむらおじいさんとまどかおばあさんが一緒に暮らしていました。 まどか「いやあああああああああああ!!!」 めでたしめでたし。 155. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 52 43.14 ID vawLnM5o0 さやか「なんだこれ…こぶとりマミさん!?」 156. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 52 44.35 ID kMULDIh50 ほむら「舌切りすずめって―――知ってるかしら?」シャキーン QB「えっ?」 157. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 54 38.80 ID QL6HDdmm0 まどか「ほむらちゃんはおばあさんになりましたが竜宮城パワーアップした魔法を使ってすぐ過去に戻りました」 まどか「お終い」 さやか「……なんだそりゃ」 158. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 56 49.49 ID mSewC7gc0 むかしむかしあるところに、まどまどとほむほむというそれはそれは仲のよい二人がいました。 ほむほむ「まどまど、私は山へしばかりに行ってるわ」 まどまど「そう、じゃあ私は川へ選択にいこうかな」 まどまどが川で洗濯していると、遠くから白い生き物が流れてきました QB「どんぶらこどんぶらこ」プカプカ まどまど「ん?何か流れてる?」 ヒュッ QB「やあまどまど、僕と契約してまh……」スパーン ほむほむ「……っし!」グッ まどまど「か、川の中に沈んじゃった……って、ほむほむちゃん!?」 ほむほむ「あらまどまど、しばかりが終わったから水切りして遊んでいたの。貴女もどう?」 まどまど「わーい、まぜてまぜてー」 QB「二人はいつも仲良しだったとさ。めでたしめでたし」 159. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 56 58.92 ID StLWaujr0 ほむら「しまった、胸にお経を書くのを忘れていたわ。このままだと・・・」 怨霊「もってくものがないな」 ほむら「!?」 160. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 57 36.05 ID MkncKa8PO まどか「坊や〜良い子だ金だしな♪」 ほむら「」 161. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 57 46.33 ID o3AV4QIN0 ほむら「お尻を出しなさい、まどか…それであなたは一等賞よ」 まどか(どうしよう、意味がわからない…) 162. @ 2011/08/27(土) 21 58 46.63 ID hCbsw1ZO0 まどか「白くてかわいらしい生き物が罠にかかってる!助けてあげよ!」 その晩 まどか「こんな夜更けに誰かなー?」 QB「やぁ!ボクは昼間キミに助けてもらった白くてかわいらしい生き物だよ!恩返しに来たんだ!」 まどか「えっ、恩返しだなんていいよ〜」 QB「そう遠慮しないで!」 QB「さぁ鹿目まどか、キミの願いを言ってごらん−−」ニヤリ 163. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 58 55.38 ID crKD6M1i0 ほむら「…」 「おやお客さん、何だか慌ててるようだね」 ほむら「そこの堀で釣りをしてたら化け物が出てきたの」 「へぇ〜その化け物ってのは、こんな顔だったかい?}キュップィ ほむら「…」バン! スタスタ 「おやどうしたんだねこんな夜n」バン! 「お前さんが見たのはk」バン! ほむら「今日は101匹か、まあまあね」 めでたしめでたし 164. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 59 11.10 ID M1bNYpJc0 マミ「いやあああああああああああ恵方巻きに乗ったぬいぐるみが襲い掛かってくるううううううううううううううう!!!!」 165. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 21 59 40.30 ID ssLRmZ4U0 ほむら「私にとっては昔話だけれど――」 ほむら「あなた達にとってはたぶん、明日の話よ」ドヤッ 166. @ 2011/08/27(土) 22 01 44.94 ID mLC770x60 ほむら「この辛い日々が、喜劇となる日を目指して…」 167. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 05 43.28 ID zonHqGdb0 まどか「ただいまー。川で洗濯してたんだけど、」 まどか「そしたら川上からマミさんが流れてきたんだよ!」 ほむら「あら、じゃあ早速切ってみようじゃない」 ザシュ まどか「わあ! マミった首から赤ちゃんが出てきたよ!」 ほむら「マミさんから生まれたからこの子の名前はあんこでいいわね」 杏子「きょうこだっつってんだろ」 QB「違うよ! ツッコむべきところが違うよ!」 さやか「そうだぞー! そのシナリオじゃあ私が手下の動物か鬼になるじゃないか!」 QB「そこでもないよ!? わけがわからないよ!」 168. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 05 52.22 ID hMFR7iQ50 キュゥべえ「信じられないのなら見せてあげようか?」 キュゥべえ「インキュベーターと人類が歩んできた歴史を……」 まどか「……」 キュゥべえ「……『しょうじょとけいやく』。むかーしむかし、あるところに」 まどか「昔話!? しかも紙芝居……」 キュゥべえ「しまった、僕の手じゃ紙がめくれない」 まどか「……やっぱりいい」 169. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 07 33.83 ID SkIQEum40 むかーしむかし、ある所に、人を騙しては悪さをする、きゅぅべぇという動物が、おったそうなー QB「やあさやか!僕と契約してよ!」 さやか「いやだー、きゅぅべぇとはなしをするなって、おっとぉに言われただー」 QB「どうしたんだいさやか?なんだか話し方が訛ってて語尾が延びてるよ?」 さやか「まどかが『日本昔話の世界にしてほしい』って願いを叶えただー」 QB「ああ、そういえばそんな願いだったね、っていうか声も変わってるよね」 ほむら「そうだー、そのおかげてワシ等皆日本昔話風になっただよー」 QB「お、同じ声!?」 マミ「きゅぅべぇ、メシ食ってけー」 QB「な、何なんだいこの山盛りゴハンは!?」 170. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 07 45.16 ID gBNDLtxJ0 杏子「食うかい?」つきび団子 171. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 09 23.24 ID LNQjSAy70 さやか「あるところに人魚姫という女の子がいました」 さやか「その娘はある日とあるきっかけから地上の王子様を助けてあげました」 さやか「でも人魚の彼女ではそのことを伝えることはできません」 さやか「そこで人魚姫は知り合いの魔女に頼んで」 さやか「その美しい声と引き換えに人間の姿を授かりました」 さやか「そして彼女は王子様に想いを伝えようと試みます」 さやか「でも彼は自分を助けた人を別の人だと勘違いして」 さやか「そんな勘違いによって人魚姫の想いは水泡と化してしまいました」 さやか「…彼女は彼を殺したかった、でも彼女は優しすぎてそれができなかった」 さやか「結果彼女は自分自身を殺して」 さやか「切ない想いと一緒に文字通り水泡と化して消えてしまいました…」 まどか「…さやかちゃん…それ、日本の昔話じゃないよ…?」 さやか「うん…知ってる」 さやか「でもあたしさ…これ見ると切なくなっちゃうんだよ」 さやか「なんかやけに感情移入しちゃって…」 さやか「なんでだろ…」 さやか「まどか…なんでなのかな…?」 172. @ 2011/08/27(土) 22 11 03.47 ID L94EeEHP0 ほむら「さぁ、歌ってごらん……」 さやか「それって昔話?」 ほむら「そうだと思うわ」 さやか「ふーん。 じゃあ……貫いてくれようろんぎーぬすー!」 ほむら「青だけに青き伯爵の城ね」 さやか「私はだれよりも愛していたからー」 ほむら「君を魔女として断罪した恩知らずな豚共を私は許しはせんぞー!」 さやか「なんていうか……愛よね」 ほむら「どうして人間は愛と性欲を切り離せないのかしら」 さやか「あんたのことじゃん」 ほむら「昨日の夜はあなたが誘ってきたじゃない」 さやか「……」 ほむら「……」 さやほむ「次の曲行きましょう」 173. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 11 45.33 ID gtSaO1f00 ほむら「このキュゥべえの灰を撒けば…」バサァ まどか「服が灰まみれになっちゃったよ〜」 ほむら「まあ大変、着替えを手伝ってあげるわ」サッ 174. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 13 50.33 ID ssLRmZ4U0 まどか「そこまでー」 ほむら「過去のまどかを忘れはしない、けれど今のまどかも大事なの!今昔まどか話なの!!!」 マミ「錯乱してるわね」 杏子「佐倉ん?」 さやか「はいはい、馬鹿言ってないで早く投票しちゃってよ。22:30までしか待たないよ?」 175. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 14 27.93 ID o3AV4QIN0 160 いくらと言わずに財布ごと〜♪ 176. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 14 53.02 ID vawLnM5o0 159 よかったねほむらちゃん 177. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 15 29.30 ID wlXmHQm30 159 178. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 16 05.19 ID crKD6M1i0 169 QBが市原悦子だとほかは常田富士男ってことか 179. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 16 05.54 ID P2KazDhL0 167 180. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 16 30.14 ID SkIQEum40 162 この淫獣恩を仇で返す気満々じゃねえか 181. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 19 12.79 ID CPPwTk9Z0 168 どこか抜けてるQB 182. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 21 03.89 ID hMFR7iQ50 167 キュゥべえかわいい 183. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 21 23.47 ID QL6HDdmm0 161 ウケタ 184. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 22 07.66 ID LNQjSAy70 166 ほむほむぅ… 185. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 22 19.15 ID oNXWBZePP 164 だめだ、絵面が浮かんでしもうたorz 186. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 24 24.25 ID gBNDLtxJ0 159 187. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 28 48.18 ID jfMurroS0 161 188. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/27(土) 22 32 41.25 ID ssLRmZ4U0 ほむら「はい結果ほむんっ!」ホムッ 159 3 票 「よかったねほむらちゃん」 161 2 票 「ウケタ」 167 2 票 「キュゥべえかわいい」 160 1 票 「いくらと言わずに財布ごと?♪」 162 1 票 「この淫獣恩を仇で返す気満々じゃねえか」 164 1 票 「だめだ、絵面が浮かんでしもうたorz」 166 1 票 「ほむほむぅ…」 168 1 票 169 1 票 「QBが市原悦子だとほかは常田富士男ってことか」 マミ「またずいぶんと混戦ね」 まどか「そんな中勝ち抜いた 159さんが次の進行だよ!」
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/931.html
【名前】鹿目まどか 【性別】女 【出典】魔法少女まどか☆マギカ 【支給品】No.104仮面道化師シャイニング@遊戯王ZEXAL 【台詞】 「ウェヒヒヒヒ」 「ねぇ、私の言うこと、そんなに間違っているのかな?」 【人物】 まどか☆マギカの主人公、14歳の少女で友達おもいな性格、一見大人しく気弱そうに見えるが 遠慮がちになりながらも自分の思う所は相手にはっきり伝えようとする強い意志の持ち主である。 強大な力を持っており「世界の中心にして世界を終わらせうる魔法少女」であり、原作では概念となって全ての悲劇を終わらした… 尚劇場版では… 【ロワ内での行動】 原作参戦であるが、見せしめのほむらを親友と呼んでいたことや、すでにマミや杏子やさやかの死を知っているなど 精神状態がほとんど摩耗した状態での世界枠からのIF世界からの参戦(所謂ディケイドの剣崎一真や紅渡)と思われる。 キュゥべぇとは契約していない状態なので参加者唯一と言ってもいい変身も出来ない一般人状態で参戦した。 いくら精神が摩耗しているとはいえ殺し合いに乗る気もなく名簿に記載されたマミや杏子とさやかとの再会を楽しみにしていた、が… ―――さあ!よからぬことを始めようじゃないか! 支給品がNo.104仮面道化師シャイニングであることがいけなかった、そのカードにはバリアンの真ゲスのことベクターの思念や その長であるドン・サウザンドの思念も混じっていた為にまどかの力を目に付けたその思念はまどかを徐々に浸食しはじめる… 無論まどかとてその思念に飲み込まれないように戦っていたが、次第に二つの思念はごちゃ混ぜになりまどかは徐々に消耗していく。 一応は思念に飲み込まれはしなかったものの強烈な疲労を感じたまどかは一度休息を取る そうすると参加者の一人であるカレイドルビーと出会う。 カレイドルビー「貴方大丈夫?」 まどか「え、ええ大丈夫です…私、これからどうすればいいのかな?」 と不安げな表情を浮かべるまどかにカレイドルビーは少なくとも殺し合いにのるような子じゃないと判断して助言するが そのうっかりさが最悪の形であらわれる。 カレイドルビー「自分の正しいと思う道を進みなさい」 そういうとカレイドルビーは去った。彼女にしてはまどかへの激励でもあったが まどかの心は自分とバリアンの力にゴチャゴチャ状態だった為に正常な判断が出来ず、まどかを益々混乱の状況へと陥れた。 続いて出会ったのは見せしめとして目の前で死んだはずの暁美ほむらの姿だった、死んだはずじゃと思いつつほむらと 出会ったことに喜ぶまどかはほむらと接触するが、それはほむらの姿に変身したエンヴィーであった。 エンヴィーはまどかを言葉巧みに嬲り追い詰めていく…そしていつしかまどかの心はバリアンに乗っ取られていき――― まどか「強い人は弱い人が生きて帰るために犠牲になるべきだよね…」 エンヴィー「へ?」 バリアンに乗っ取られたまどかはそのままほむらに変身しているエンヴィーに襲いかかった 言葉巧みに嬲って落としたのは上手くいったのだが、バリアンについて全く知識のないエンヴィーは突然豹変したまどかに驚愕する 無論抵抗するが自身の魔力とバリアンの力が合わさったまどかの力はエンヴィーにすら想定外で手傷を負いながらなんとか離脱する。 そして原作での行動が自分が正しいと思うこと=みんなのためになることという思考回路であったこともまどかの行動を 暴走させることになる。 そして強者限定マーダーとなったまどかは成すがまま強者を探して会場を徘徊すると イリヤスフィール・フォン・アインツベルンと出会う。イリヤは美遊を探していることと 殺し合いに放り込まれた恐怖心から怯え気味であり、突如声をかけてきたまどかに驚いて攻撃をしてしまう。 そしてイリヤを強者と認定したまどかは正しい道を選び、そのままイリヤを圧倒する。そしてイリヤは恐怖に震えて 兄や美遊への助けを叫びながら、まどかに骨まで絞り取られるロワでも屈指のトラウマな最期を遂げることになる …これが結果的に美遊をマーダー化させた挙句トバルカイン化させるなどの悲劇をうみ出した。 そして次の標的を探すべくまどかは会場を探索、そして纏流子とミネルバ・マグゴナガルからなる不良生徒と先生コンビと遭遇 強者であることを感じたまどかは2人に襲いかかる。 まどか「強い人は弱い人が生きて帰るために犠牲になるべきだよね…私の言うこと間違ってないよね?」 流子「むかつく野郎だ、ぶっ倒してやる」 マグゴナガル「あなたには、罰が必要です!」 まどか「ええ!?なんで怒ってるの二人とも?」 流子「555っと…変身!」 あまりに身勝手なまどかに対しキレた2人はまどかと戦う…確かにまどかの力はバリアン化したことで 強大な力を得たもののそれを生かせる技術もなかったこと、そのことを見抜いたマグゴナガルの的確な支援魔法攻撃と 仮面ライダーファイズに変身した流子の乾巧ばりのチンピラ拳術に一方的に叩きのめされ、辛うじて離脱する。 まどか「痛いよう…なんで、私の考え方は間違っているの?おかしいよこんなこと…」 負傷したことと先輩であるマミや杏子の死亡放送を聞いた結果まどかの思考は徐々にバリアンと言うか色々ごちゃ混ぜの 訳のわからない思考となっていき「強い人は弱い人が生きて帰るために犠牲になるべき」だったのが 「強い人も弱い人も苦しまずに死なせてあげるべき」と言う救済者気取りの無差別マーダーとなっていく。 そしてまどかは遂に最初は出会いたかった美樹さやかとキュゥべぇと遭遇する。 まどか「あ、さやかちゃんだ…」 さやか「良かったまどか、よく無事…なんなのよそれ…」 親友であるさやかはまどかの変わり果てた姿に愕然とする。そしてまどかはさやかの隣にキュゥべぇがいたことで 自分の願いを叶わせようとする。 まどか「ねぇ、キュゥべぇ、魔法少女になるなら願いを叶えてくれるんだよね…だから、私魔法少女になる! 私の願いは…ここの会場にいる皆を苦しまずに死なせてあげて」 キュゥべぇ「それが君の願いなんだ」 さやか「な!まどかあんたなんてことを!」 あまりに身勝手な願いをかなえようとするまどか、あまりの願いに驚愕するさやか… そしてキュゥべぇによって願いは叶えられこのバトルロワイヤルは終了か…と思われたが キュゥべぇ「残念だけど、まどか、君の願いは叶えることはできない」 明確な拒否だった。これには二人とも驚くが、本来宇宙の寿命を延ばすことを目的であるインキュベーターは 良質なエントロピーを産み出すロワ参加者を可能な限り一人でも多く生還させることを目的としていたこと まどかは確かにインキュベーターが目をつけるほどのエネルギーを秘めているが、バリアンと融合してごちゃ混ぜにした まどかにとって良質なエントロピーではなくおぞましい訳の分からない存在になり果てたキュゥべぇにとって 酷い言い方であるがまどかは用済みの存在なのだ。 そしてさやかは必死にまどかを正気に戻そうと説得を続けるが、まどかはただ「私の言うこと、そんなに間違っているのかな?」 と普段見せる笑みをさやかにみせるがその目は完全に濁っていた、さやかの説得を歯牙にもかけずに尚もキュゥべぇと契約を 結ぼうとするまどかであったが キュゥべぇ「まどか、キミは自分の立場をわかってないね。どれだけさやかたちの怒りを買ったか、……どれだけボクの期待を裏切ったか」 と見捨てられることとなる… まどか「そっか、仕方ないね…じゃあ私自身の力でやらなくちゃ…みんなを救わなきゃ」 さやか「まどか…あんたは私が止めるよ…友達として絶対に」 そして二人の友達にして魔法少女同士の戦いが始まる、虚ろな笑顔で戦うまどかと終始泣きそうな顔していたさやか… 当初はさやかの躊躇もあってまどかが優勢に持っていくも、戦闘を聞きつけたさやかとチームを組んでいるベアトリスと櫻井螢 がやってきた、加勢しようとする螢であったがさやかは拒否、そしてその意を組んだベアトリスに発破をかけられる。 持ち直したさやかによってまどかは押されはじめる、魔力のごり押しぐらいしか出来ないズブのド素人戦術しか取れないまどかに 対して参戦前から魔女と戦っていたこと、そして参戦後はベアトリスの下で徹底的に扱かれたこともあった技量と覚悟を決めたことで まどかを圧倒し、その剣は全ての元凶であるシャイニングを切り裂き、まどかは倒れその首元に刃を突き付けるさやか… さやか「私の勝ちよ、まどか…」 まどか「悔しいなぁ…これじゃあ私は…」 さやか「あんたまだそんなことを…いい加減目を覚ましなさい!」 それでもトドメをさすことが出来ないさやかは支給品の一つであった百味ビーンズをまどかの口に押し込む (これはハズレフレーバーの不味さで目を覚ましてくれるかもと期待があった)そして口の中に広がるのは ―――あ、パパの味だ…パパの味はこんなにも美味しい なんと父親の手料理味のビーンズだった。そしてその味の影響なのかついにバリアンの力を弾き飛ばし、まどかは正気を取り戻した。 まどか「さやかちゃん、私…私は…」 さやか「良かった…本当に良かった」 正気に戻ったまどかを涙ながらに抱きしめるさやか、これで元通り… まどか「さやかちゃん!危ない!」 突然まどかはさやかを庇う形で撃たれた、犯人はまどかやさやかの先輩であった巴マミを殺した怪盗X 同じように隙をついて狙撃してきたのだ…尚も放たれる銃弾をベアトリスが剣に次々と落とし 螢がXに斬りかかり、Xは手傷を負い撤退する。 さやか「まどか…」 まどか「…お願い、さやかちゃんだけでも生きて…ほむらちゃんやマミさんや杏子さんの分も…」 さやか「分かっているわよ…だから、もう喋らないでまどか…」 まどか「ごめんね、本当にごめんね…さやかちゃん…だけど…良かった…最後にさやかちゃんと出会えて …こんな馬鹿な私でも最期まで心配してくれて…」 そうして最後の最後に鹿目まどかとしての存在を取り戻したまどかは静かに目を閉じた。 そしてまどかの亡きがらはさやかによって埋められ、少なからずまどかを思っていたキュゥべぇによって花が添えられ まどかの意志を継いださやかはバトルロワイヤルを生き残ることとなった。 もしまどかの参戦したときに精神が落ち着いていれば、もし支給品がシャイニングでなければ もし神代璃緒と早期に出会ってシャイニングを排除してくれれば…不幸の積み重ねが優しき少女を歪めてしまったが 最期の最期にまどかが元の優しい少女であるまどかに戻れたのは幸いであっただろう…
https://w.atwiki.jp/madoka-ss/pages/64.html
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 24 55.93 ID Y8RCPj/Q0 まどか「これでどれくらい釣れるかな」 [画像] 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 25 42.82 ID IOwVFQ8B0 かわいい 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 26 34.62 ID Ar9sAHTU0 誰の絵すかかわいい 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 27 20.59 ID uuc9Iqbd0 なにこれ、かわいい 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 27 27.54 ID ZudEw4+Si 俺「3万円で」 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 32 35.68 ID Y8RCPj/Q0 まどか「はやくも4人釣っちゃった。お金もらえるかな?」 [画像] 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 34 18.74 ID tZ4C5TqV0 ギブアンドテイクやで 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 36 42.21 ID Y8RCPj/Q0 まどか「ギブアンドテイクかあ・・・」 まどか「具体的には私は何をしたらいいの?・・・っと」カタカタ [画像] 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 37 01.71 ID ZudEw4+Si 脱げよ 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 47 05.68 ID Y8RCPj/Q0 まどか「脱げよって言われても・・・あたしが損するだけだよ」 まどか「そうだ!この中で一番お金持ちのオジサンの言うことを聞こう!」 まどか「おじさまがた、今のお財布の中身の金額を教えて下さい!嘘はいけませんよ・・・っと」カタカタ [画像] 25 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/04/15(日) 01 48 15.45 ID P7AzFkAr0 70000円 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 48 31.85 ID pE7enJ/l0 残り80円…もうだめぽ 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 49 53.43 ID Y8RCPj/Q0 まどか「いきなり7万円かあ・・・チョッキリの金額だし、なんだかうそくさいなあ・・・」 まどか「正直でいいけど、80円は論外だなあ」 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 50 28.23 ID HFdSR9ow0 30万 42 :H.A:2012/04/15(日) 01 54 54.97 ID xws5pkRS0 欲しい物があるなら何でも買ってあげるから私のところに来なさい それと、もうこんな事はやめなさい 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 01 57 53.37 ID Y8RCPj/Q0 まどか「だめだあ・・・嘘か本当かわかんないよう」 まどか「質問が悪かったのかなあ・・・」 まどか「で、でも・・・ 35の30万・・・ゴクッ なんだか現実味がある数字・・・の気がする」 [画像] 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 02 07 14.44 ID Y8RCPj/Q0 まどか「きめた・・・ 35にしよう!女のカンってやつだよ!」 まどか「 35さん、具体的には何をしたらいいですか?っと」カタカタ [画像] 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 02 11 33.19 ID HFdSR9ow0 QBに騙されて下さい 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 02 16 14.12 ID Y8RCPj/Q0 まどか「え・・・?QBに騙されて下さいって・・・なに?どういうこと?何言ってるかわかんないよう」 まどか「やっぱりこの人はやめておこう・・・」 まどか「もう誰を信じていいかわかんないよ・・・」 [画像] 77 :H.A:2012/04/15(日) 02 16 44.74 ID xws5pkRS0 [画像] これでいいかしら? とにかく一度私の所に来なさい 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 02 18 40.49 ID E31mB4dG0 77 その現金の入手ルートkwsk 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 02 24 30.82 ID Y8RCPj/Q0 まどか「 77キャーー!!すごい!本当に札束だよう!」 まどか「 77さん、一体いくらくれるんですか!?わたしは、何をしたらいいでしょう!?・・・っと!送信!」 [画像] 93 :H.A:2012/04/15(日) 02 27 52.38 ID xws5pkRS0 あなたが望むのならお金なんて幾らでもあげるわ だからもうこんな事はやめて頂戴…お願いだから… 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 02 37 07.72 ID Y8RCPj/Q0 まどか「えっ・・・この人・・・H.A・・・まさか、ほむらちゃん!?」 [画像] 133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 02 52 48.21 ID Y8RCPj/Q0 まどか「まさか・・・ほむらちゃんが偶然この掲示板を見てるだなんて・・・」 まどか「ほむらちゃんに電話・・・してみようかな」パカッ カチカチ プルガチャ ほむら「まどか!?どうしたの、電話なんかして!」 まどか「(反応はやっ)あっ?ほむらちゃん?え、え~と・・・」 まどか「今、何してたの?」 ほむら「今?今はちょうど外に出てて、今晩の夕飯の買いだしに出てるところよ」 まどか「あ、そうなんだ~・・・ ・・・・・・」 ほむら「どうしたの?」 まどか「・・・・・・・・・・・掲示板、見てる?」 ほむら「えっ、なんのこ」 まどか「ううん!なんでもない!変な電話してごめんね、それじゃ!」 ほむ「まっ」 ツー ツー ツー まどか「よかった・・・・ほむらちゃんじゃなかった」 [画像] 137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 02 54 27.36 ID IdFCGnSs0 まどかさん甘すぎるで……だがその甘さ、嫌いじゃあないぜ(キリッ 144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 02 57 22.35 ID ltPqIheT0 もしもしから書いてるとは考えないのかwww つーか絵上手いな 146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 01 40.20 ID Y8RCPj/Q0 まどか「はあ~あ、結局誰一人釣れなかったよう・・・」 まどか「お金があったら色んな洋服買ったり思う存分ゲームセンターで遊べるのに…」 まどか「このスレどうしよう・・・何に使えばいいかなあ」 [画像] 149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 02 48.16 ID IdFCGnSs0 まあ順当に安価スレじゃないすかね エロには期待できそうもないが…… 153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 05 57.11 ID Y8RCPj/Q0 まどか「安価かあ・・・人も居ないし盛り上がらないんじゃないかなあ」 157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 08 50.89 ID Y8RCPj/Q0 まどか「一回だけ安価だそうかなあ」 まどか「それじゃあ 161っと」カタカタ 161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 09 28.89 ID R7rDkenG0 kskst 162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 09 37.78 ID E31mB4dG0 おっぱいうp! 171 :H.A:2012/04/15(日) 03 11 28.26 ID xws5pkRS0 ねえ、どうしてこんな事をしているの? あなた自分の人生が大切だって、家族も友達のみんなも大事だって、そう言っていたじゃない お願いだから自分を粗末にしないで… 192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 18 15.76 ID Y8RCPj/Q0 まどか「やっぱり・・・絶対おっぱいうpって言うよね。正直ありきたりでつまらない安価だなあ・・・」 まどか「でも安価だから一応うpはする」 まどか「何かもっと盛り上がる安価で 200」 [画像] 200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 19 38.76 ID ltPqIheT0 全裸うp 214 :H.A:2012/04/15(日) 03 24 04.21 ID xws5pkRS0 もうやめて… 224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 27 39.92 ID Y8RCPj/Q0 まどか「・・・・・・・・・・・全裸。」 まどか「本当に男って頭の中からっぽなんだあ」 まどか「よいしょ 」 カシャッ まどか「撮れてるかな・・・?うん大丈夫だね。すいとんだけはいやだよ!」 まどか「案外人いるみたいだしこのまま続けようかな!次は 235」 [画像] 235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 29 11.46 ID c+YhTd8a0 そのまま服を着ずにほむらをよぶんだ! 間に合わなくなっても知らんぞ! 244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 35 03.86 ID Y8RCPj/Q0 まどか「もしもしほむらちゃん?」 ほむら「まどか!1日に2回も私に電話をくれるだなんて・・・!いったい今度はどうしたの!?」 まどか「今からうちに遊びに来」 ほむら「いくわ!」 まどか「(はやっ)あ、それじゃあ待ってるね!」 ツー ツー ツー まどか「ほむらちゃんが来るまでの間・・・ 250するよ」 [画像] 250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 36 47.99 ID 3839WvJX0 QBと契約して魔法少女になる 263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 41 14.71 ID R7rDkenG0 250 このひとQBです! 271 :H.A:2012/04/15(日) 03 46 04.39 ID xws5pkRS0 このスレに潜んでいるインキュベーターに告ぐ 母星ごと滅ぼされたくなければ今すぐ見滝原を離れなさい 276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 03 50 34.04 ID Y8RCPj/Q0 まどか「魔法少女かあ まあ、なって損じゃないよね。わたし人の役に立つの好きだし・・・」 QB「呼んだかい?」 まどか「ヒャアッッ QB、あなたいったいどこから・・・」 QB「そんなことはどうでもいいよ。鹿目まどか、君は魔法少女にならなくちゃいけなんだろ?」 まどか「そうなのQB でもね、願いが決まってなくて・・・」 QB「いやもうそんなの後からでも叶えてあげられるから早く契約しよう!」 まどか「え?何をそんなに急いでいるの?」 QB「はやく契約するんだ!時間が無い!」 まどか「えっえっ」 QB「いくよ!」 ブワッ まどか「えっ?QB・・・ !う! グッ あっ あ」 ゴゴゴゴオオオオオオオ バーーン!!(ドア) ほむら「マドカァーーーーッ来たわよ!!」 ほむら「!?!??!」 ほむら「マドカァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」 [画像] 297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 03 25.41 ID Y8RCPj/Q0 QB「暁美ほむら・・・一歩遅かったようだね」 ほむら「QB・・・!!!なんてことを・・・!!」 QB「ご覧の通りまどかとの契約は半分完了だよ。あとはまどかの望みを聴くだけさ。」 QB「ずいぶん殺気立った目だね。僕を殺したいならそうすればいい。いくらでも僕の代わりはいるんだ。」 ほむら「そんなことは・・・しないわ」 QB「へえ、意外だね」 ほむら「まどかが目を覚ましたら 魔法少女をやめたいと望んでもらうの。きっと・・・それで・・・契約は解除されるはずよ」 QB「そんなに上手くいくかな。」 [画像] まどか「う・・・うん・・・」 ほむら「まどかっ!」 302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 05 01.88 ID R7rDkenG0 どういうことだオイ…こいつ服着てるじゃねーか! 304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 07 49.66 ID h3QS/HyW0 いや、変身を解けば全裸だ!!!!! 314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 15 15.37 ID Y8RCPj/Q0 まどか「ほ、ほむらちゃん・・・私、魔法少女になっちゃったんだね」 QB「まどか、君の願いを聞いてなかったね。言ってごらんよ。」 ほむら「まどか、今からでも遅くないわ!契約を解消すると願って!」 まどか「う~ん・・・」 ほむら「まどか!?」 まどか「それ、安価で決めてもいい?」 ほむ「まどk」 QB「かまわないよ」 まどか「じゃあ 323!」 ほむ「ヤメテマドカァーーーー!!!!」 [画像] 323 :H.A:2012/04/15(日) 04 18 21.38 ID xws5pkRS0 契約を取り消してインキュベーターを追い出した後、暁美ほむらに愛の告白をする 331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 18 52.40 ID WBxTq1CwO 323 こいつ時間止めやがった・・・ 337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 19 29.84 ID 6SXK5PQp0 323 ここぞという時に決めてきたな 342 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/04/15(日) 04 20 52.44 ID P7AzFkAr0 すさまじい執念だ 敬意を払わずにはいられない 359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 34 03.73 ID Y8RCPj/Q0 まどか「契約を取り消してインキュベーターを追い出した後、暁美ほむらに愛の告白をする・・・」 まどか「安価は絶対!契約を取り消すわ!QB!!」 QB「なんてことだ・・・まさか・・・暁美ほむらはweb上にまで手をまわしていただなんて・・・!! QB「ボクの完敗だよ、暁美ほむら。 まどか、君の契約は解除だ。」 シュオオ まどか「あっ・・・戻った・・・・(全裸に)」 QB「じゃあね。」スタッ タッタッタッ・・・・ ほむら「よかった・・・まどか・・・マドカァ!(ぜっ全裸だ!!!!)」 まどか「ほむらちゃん、まだ安価は終わってないよ」 ほむら「えっ」 まどか「私、鹿目まどかは 暁美ほむらのことをずっと好きでした、愛しています!」 [画像] ほむら「マドカァーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」 ほむら「(やったわ・・・89週目にしてようやく・・・もう。。。思い残すことは無い・・・)」 バタッ 365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 36 02.83 ID 8rIv3JJY0 突然ギャグ漫画っぽくなってワロタ 378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 44 46.91 ID Y8RCPj/Q0 [画像] 半端だがこれでおわり ずっとスレに貼りついてたやつら乙 始めた時はありきたりすぎる安価でモチベダダ下がりだったがなんとか無理やり終わらせれて良かった スレの途中で「この絵も 1の?」って画像出してきたやつ正解 379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 45 45.78 ID 26Fm8eY10 1おつ 380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 45 49.71 ID Jef05bBr0 女神系の安価は無理だったのか乙 382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 46 16.25 ID 6SXK5PQp0 じゃあどういう安価を期待していたの? 393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 49 17.22 ID Y8RCPj/Q0 できればある程度のストーリー性を持たせたかったんだな。いやほぼ無理なんだけどwww その点ではH.Aがスゴイ 396 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 04 53 26.23 ID 6SXK5PQp0 ストーリー性を持たせたかったら最初に目的というかゴールみたいなものきちんと設定しないと難しいよ 安価で投げっ放しにすると、どうしても安価取った人がそれぞれ単発のネタを出しちゃうから ともかく乙 H.Aも乙 401 :H.A:2012/04/15(日) 04 56 44.07 ID xws5pkRS0 まどほむは唯一不変にして究極至高の真理 お疲れ様でした
https://w.atwiki.jp/madoka-magica/pages/84.html
他の人物との関係対 暁美ほむら 対 巴マミ 対 美樹さやか 対 キュゥべえ 対 佐倉杏子 魔法少女に対する考え まどかのソウルジェムが計り知れない程の大きさになるのは何故か? まどかは結局魔法少女になるのか? まどかの願い事の力に関する考察 [部分編集] 他の人物との関係 対 暁美ほむら 「ほむらちゃん、本当に悪い子・・・なのかな?」 「ほむらちゃんは、マミさんとはまた違った意味で、ベテラン、という感じだよね」(4話) ほむらにさやかの保護を依頼(5話) ほむらが激情を吐露(8話) 最初はマミさんに言われたとおりほむらは悪人だと考えていたようだが、のちにその認識を改める事になる。8話では、ほむらが自分をずっと守ろうとしていた事を告げられるが、突然の事に戸惑ったようだ。 対 巴マミ マミさんと一緒に戦う、という約束を守れなかった事で自分を責めている(4話) 対 美樹さやか 「思い込みが激しくて、意地っ張りで、けっこうすぐ人とケンカして、でもすっごいいい子なの、やさしくて勇気があって、誰かの為と思ったら頑張り過ぎちゃって・・・」(5話) 昔からの親友であり、8話では行方不明になったさやかを探し回り、最後にはさやかを救う為に契約に踏み切ろうとまでした 対 キュゥべえ 「お願いキュゥべえ、止めさせて」(5話、さやかと杏子が戦っているのを見て) 「何言ってるのよキュゥべえ、助けてよ、さやかちゃんを死なせないで!!」(6話) 契約ばかり迫ってくるキュゥべえを疑うこと無く、何かとキュゥべえに助けを求めている。 少なくとも6話の時まではキュゥべえは頼りになると考えていたようだ。 「あなたを恨んだら、さやかちゃんを元に戻してくれる?」(8話、キュゥべえに「僕を恨んでいるのかい」と聞かれて) 8話の時点では、キュゥべえに対する静かな怒りが垣間見える。 まどかが僅かでも怒りを込めた言葉を言うのはこれくらい。しかし、 「ひ、酷いよ。何も殺さなくても…!」(8話、キュゥべえを目の前で銃殺されて) と言う辺りもまた彼女らしい。 対 佐倉杏子 魔女を倒したいという気持ちは同じのはずだから、話し合えば何とか折り合いがつけられるはずだと考えている(6話) [部分編集] 魔法少女に対する考え まず衣装を考えるなどのファンシーさ(2話) 魔法少女にさえなれれば、何の取り柄もない自分を変えられると考えていた(3話) が、命の危険を思い知らされ、魔法少女になる事を諦める(4話) が、友達を助けるためなら、つい契約しそうになる(5話) 魔法少女の真実の姿を知っても、友達を救うために再び契約を試みる(8話) まどかのソウルジェムが計り知れない程の大きさになるのは何故か? 推測:誰よりも強い『願い』『純粋な心』を持っているから。魔法少女の強さが、願いの奇跡の強さに相関することより(2話)。 推測:マミさんはまどかのおかげで3話の戦闘に希望を持って臨めた。杏子は9話で、ソウルジェムが砕けたけれど、それはグリーフシードにならなかった(絶望しなかった)ということでもあるのでは?(推測) さやかの場合は逆に追い詰められて魔女化を早めてしまったようだけど、まどかはそれであきらめていない。ほむらは、彼女だけは絶望させまいと、それだけを希望としているかのよう。 彼女が無自覚に支えている希望。支えようとする姿勢。それがソウルジェムの大きさかもしれない。 推測:希望と絶望の相転移が効率の良いエネルギー発生の条件(9話)なら、絶望を希望にできてもエネルギーは発生しそう。杏子のやろうとしたことは案外イイ線いってたのかもしれない? グリーフシードが浄化できたら、永久機関が作れそう。 事実:契約時に背負っている因果の量で決まる。ほむらの時間遡行により、複数の平行世界の因果線が、今のまどかに連結されてしまった(11話 キュゥべえ台詞)。 まどかは結局魔法少女になるのか? メガミマガジン3月号の虚淵インタビュー 「まどかは状況に振り回され続けるが、ある一点に関してだけはNOと言い続ける」 「魔法少女になるかの選択をするまでの物語」 「スポンサーありきの企画だったら、第一話で変身させないとぶん殴られる所だけど、せっかくそういう形じゃない作品なので、こういう時に出来る事は何でもやっちゃおう」 NOと言い続けるある一点とは「諦めること」?「願いで奇跡を起こすこと」?「魔法少女になること」?・・・ しかし後者2つに関しては、未遂に終わるものの一時でも契約を決意した事により当てはまらなくなる。 推測:有りうるのは、「友達(特にさやか)を見捨てること」だろうか。 事実:希望を持つことが間違いだと言われたら、それは違うと何度でも言い返せる(12話 まどか台詞)。 仮説:最後に魔法少女になり、計り知れない程の大きさのソウルジェムをもって戦う ◯まどかが立った! ×あと数話でまどかが急に強くなれるもんか・・・ 仮説:まどかは魔法・魔法少女の消滅を願って契約を結ぶ ◯QBの力を逆手に取るので、カタルシスを得られる。戦わないので、弱いまどかでもできる。 仮説:まどかは魔法少女にならない ◯魔法少女ものとしてはめったにない結末ではある ◯最終回、友達や家族が死んだ受け入れがたい現実を前に、「現実を覆す/やり直す」という奇跡に頼らず、「現実を受け入れる、将来に禍根は残さない」という勇気ある選択をするという成長物語 まどかの願い事の力に関する考察 事実: 「全ての魔女を、生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙、過去と未来の全ての魔女を、この手で」 「今の私にはね、過去と未来の全てが見えるの。かつてあった宇宙も、いつかあり得るかもしれない宇宙も、みんな」 仮説: 脚本に「あらゆる時間、あらゆる平行世界」に影響を及ぼすとかかれても あらゆるにはすべて、無限ほどの範囲制限はないでそこから漏れるパラレルワールド があっても問題はない。 パラレルワールドの性質上、P世界(パラレル)は無限に存在すると仮定できる。 又、その中には願い事が違うまどか神も必ず存在する事になる。 同じ力を持つ神が複数いるならおのずと結果は決まってくる。 この事から、本編まどか神の影響職は「まどかが認識できた範囲に絞られる」 と仮定できる。 よって、これから先に出てくるコンシューマゲームやオンラインゲーム、 二次創作などの世界には本編まどか神の影響がなくても不都合ではない あらゆる・・・ありうる限りの。すべての。小学館国語辞典より 仮説:
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/80.html
元スレ まどか「…ウルトラマン!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308230752/ まどか「…ウルトラマン!」 最終回 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1313158546/ まどか「…ウルトラマン!」 1 まどか「…ウルトラマン!」 2 まどか「…ウルトラマン!」 3 まどか「…ウルトラマン!」 4 まどか「…ウルトラマン!」 5 まどか「…ウルトラマン!」 6 まどか「…ウルトラマン!」 7 まどか「…ウルトラマン!」 8 まどか「…ウルトラマン!」 9 まどか「…ウルトラマン!」 10 まどか「…ウルトラマン!」 11 まどか「…ウルトラマン!」 12 まどか「…ウルトラマン!」 13 まどか「…ウルトラマン!」 14 まどか「…ウルトラマン!」 15 まどか「…ウルトラマン!」 16 まどか「…ウルトラマン!」 17 まどか「…ウルトラマン!」 18 まどか「…ウルトラマン!」 19 まどか「…ウルトラマン!」 20 コメント欄です 感想や応援メッセージなどをお気軽にどうぞ(無名コメントも可能です) なお、過度な展開予想や要望はご遠慮ください。コメント同士の会話もお控え願います。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/65.html
ほむらの転入から一ヶ月前―― 天道総司は、バチカン市国を歩いていた。 あまりに場違いな作務衣、軽やかな音を立てる下駄。 そしてどこで手に入れたのか、ボールの中には豆腐。 天道は、やはり豆腐を買いに来ていた。 今日はどこで料理を作るか。 ――教皇に食べさせるのもまた一興かも知れない。 天道の料理行脚は果てしなく続いていた。 「お、お前は……」 一年半前のあの時、世界規模で有名になった自分の姿。 今まで何度外人に呼ばれたことか。 その度に天道は言ってやる。 「おばあちゃんが言っていた。 俺は天の道を往き、総てを司る男…… 天道総司だ」 と。 そんな天道に変化が訪れた。 道路を歩く天道の眼前を横切る物―― それは、天道にとって余りにも見慣れた物であった。 「……カブトゼクター?」 今、自分はカブトゼクターを呼び出してはいない。 戦いは終わったのだ。 しかし、天道以外でカブトゼクターを呼べる者―― ネイティブがここにいるのなら、いや、ネイティブがカブトになるような事態なら、 見過ごすわけにはいかない。 天道は、迷わずカブトゼクターを追いかける。 カブトゼクターを追いかけて路地裏に入ると、 天道はあっという間にカブトゼクターを見失ってしまった。 「この俺としたことが……。 しかし戦闘しているような音も聞こえないな…… 単に戦闘が無いのか、クロックアップしているのか……」 天道は不思議に思いながらあたりを見回す。 すると、ありえないものを見つけてしまった。 「ハイパーゼクター……だと?」 カブトゼクターとは違い、ハイパーゼクターは天道にしか呼び出せない筈。 ならば、あのカブトゼクターも、天道が呼んだ物。 そうとしか考えられない。 あたりを付けた天道は、誰もいない筈の場所で問いかける。 「何かあったのか。 未来の『俺』――」 どこからも答えは聞こえない。 その代わり、カブトゼクターが天道の下にやってくる。 その口には、一枚のメモ。 「なんだこれは……。 読め、というのか」 当然ながら、何も答えずにカブトゼクターは去っていく。 そのメモには、最低限の事しか書いていなかった。 『日本、見滝原に向かえ。 全てが手遅れになる前に。 黒い長髪の少女に気をつけろ。 ――天――』 「……まずは家に戻るか。 ベルトを回収しなければな」 こうして天道は、日本へと帰還した。 結局何をすればいいのかわからなかった天道は、見滝原でも料理行脚に 入ってしまったり、まどかの父に出会って料理対決をしたりするのだが、 それはまた別のお話。 「……なーんか暇だなあ」 昼食を食べてからもう3時間は経っただろうか。 加賀美は雑務もあらかた終わり休憩を取っていた。 普段なら、道に迷ったご老人や落し物を届ける人がいるのだが、 今日はただの一度も人が来ない。 することが無くなった加賀美がパトロールにでも行くかと考えていると、 机に乗せた携帯電話が鳴った。 目をやると、携帯電話のディスプレイには『美樹さやか』の文字が。 あの子は生意気だが、いたずら電話をするような子ではない。 加賀美は不思議に思いながら電話に出る。 「はいもしもし? どうしたんださやか――」 『助けて、加賀美! まどかが、まどかが!』 切羽詰ったようなさやかの声。 加賀美はすぐさま異常事態を感じ取り、外に出る準備を済ませながら答える。 「どうしたんださやか。 ……落ち着いて、何があったのか、そこはどこなのか 教えてくれ」 警察官として過ごした時間は、加賀美を確実に成長させていた。 加賀美は決して慌てず、さやかに問いかける。 『う、うん。 ……』 「……場所は……ああ、ここから近いな。 わかった、すぐに行く。 絶対に早まった行動はしないで待ってるんだぞ!」 さやかの口から出てきたのは、あまりに不可思議な状況。 突如居なくなったまどか、不思議な動物、そしてそれを追う転校生―― 加賀美の頭の中に、朝の出来事がよぎる。 なぜ、『あんな物』が置いてあったのか。 「……杞憂であってくれよ」 加賀美はロッカーを開け中のトランクを取り出すと、そのトランクの中身を 取り出した。 銀色のベルトが、光り輝く。 まるで戦いが始まることを、待ち望んでいるかのように。 「加賀美……頼むから、早く来てよ……」 閉鎖されたフロアの中―― 柱を隔てた向こう側のほむらとまどかに聞こえないように、さやかが呟く。 向こうでは、ほむらがまどかと言い合いをしていた。 まどかはその胸に、傷だらけの動物を抱えている。 その傷がほむらがやった物であろうことは、彼女の態度から分かる。 一触即発の事態。 今すぐにでも飛び出して、まどかを助けてやりたい。 しかし、信頼している警察官の指示を破る程、さやかは馬鹿では無かった。 幸い、ここから派出所は近い位置にある。 急いで来れば5分とかからないだろうし、あの熱血馬鹿なら もっと早く来るかもしれない。 そんな希望的観測が、さやかをかろうじて支えていた。 時間にして数十秒―― それが、さやかには数時間にも感じられる。 未だ加賀美は到着しない。 遂にほむらがまどかに向かって歩き出した。 まどかの眼前で立ち止まるほむら。 まどかは動物を抱え、庇うように構えた。 加賀美はまだ、来ない。 ――もう、無理だ。 今すぐ行けば間に合う。 まどかを、助けださなきゃ。 さやかは近くを見回す。 足元には、消化器。 無我夢中でそれを取り、走りだす。 柱の陰から飛び出し二人に近寄ると、迷いなく噴射口をほむらに向け、 安全ピンを抜く。 反動に耐えながら、まどかに声をかける。 「まどか、こっち!」 「さやかちゃん……!」 まどかが立ち上がり、自分の背後に回ったのを確認すると、 丁度消化器の噴射が止まった。 空の消化器を放り投げ、まどかの手を引き、その場から逃げ出す。 走る、走る、走る。 「……なんだよあいつっ! 今度はコスプレで通り魔かよ!? ていうか、何なのそれ……ぬいぐるみ、じゃないよね!?」 まどかも必死に走りながら、腕の中の動物を見つめる。 「わからない……。 でも、この子を助けなきゃ!」 二人の前から、大きな足音が聞こえてくる。 その足音の主は、やっと到着した加賀美であった。 「ごめん遅くなった! 二人とも無事か!?」 まどかとさやかは、やっと来た大人の存在に、安堵の笑みを浮かべた。 「だ、大丈夫です。 加賀美さん」 加賀美は、まどかの胸元に目をやると、怪訝な表情を浮かべる。 「その動物は……いや、今は早くここから――」 そう言い終わる瞬間、周りの世界が変貌する。 閉鎖された薄暗いフロアから、意味のわからない不気味な空間に。 その空間の中には、なんとも言えないこれまた不気味な存在。 飛び回る鋏、高い声を上げながらカタカタと動く、髭のついた綿。 「な、何よ、これ……」 「へ、変だよ、ここ……。 どんどん道が変わってく……っ」 「な、何だこれ……なんなんだよこれは……」 加賀美が、少女二人を庇うように立つ。 この空間は、危険だ―― 異常事態を感じ取った加賀美は、迷いなく近くの化物を殴り飛ばす。 「二人ともじっとしてろ!」 しかし、無情にも化物の数は増えていく。 化物はまどか達に近付き、今にも攻撃してきそうだ。 化物が舞い上がり遂にまとか達に降り注ぎ始める、その瞬間。 どこからとも無く鎖が現れ、まどか達の周囲を囲う。 すると、オレンジ色の光が、まどか達の周囲に降り注いだ。 光に当てられた化け物たちは、力なく倒れていく。 間違いなくチャンス―― 加賀美はすかさず手をかざし、強く念じる。 「(頼む……! 来てくれ、ガタックゼクター!)」 すると空中に時空の歪みが出現し、空間に穴ができた。 その中から現れたのは、青色のクワガタ――ガタックゼクター―― ガタックゼクターは加賀美の思いに答えて現れ、 真っ直ぐ加賀美の手の中に収まった。 加賀美が上着を捲ると、銀色の機械じみたベルトが露出する。 「またこいつを使うことになるなんて……変身!」 加賀美は叫び、ゼクターをベルトのバックルに装着した。 エコーのかかった電子音声が鳴り響く。 『Henshin』 加賀美の体に、機械仕掛けの鎧が装着されていく。 一瞬にして装着を終えると、加賀美はまた二人を庇うように構えた。 「か、加賀美、それ――」 「詳しい話は後だ! 今は俺から離れるなよ!」 しかし、周囲の化物は一向に動かない。 安堵の溜め息をつくまどか達とは逆に、加賀美は緊張感を高める。 不意に遠くからの足音が聞こえてくる。 加賀美は瞬時に音源に向き直り、肩のバルカンを待機させた。 「危なかったわね。 でももう大丈夫」 が、現れたのは化物では無く、一人の少女。 その手には鎖と、光り輝く黄色の宝石が握られている。 少女は加賀美達の目の前まで来ると、にっこりと笑った。 「……とは言っても、助けは要らなかったかしら? ねぇ、『マスクドライダー』さん」 「お、俺は……。 君はどうしてそれを――」 言い淀む加賀美の後ろから、まどかが声を上げる。 「わ、私……呼ばれたんです! この子に……『助けて』って……」 少女はまどかの腕に抱かれている白い動物に目をやると、 得心がいったように頷いた。 「……わかったわ、説明しましょう。 でも、その前に……」 少女は手に持っていた宝石を目の前に掲げた。 その瞬間、少女が光に包まれる。 光が収まり、その中から少女が現れると、その姿は制服姿から 舞台か何かの衣装のような服装へと変わっていた。 「ちょっと一仕事、やっちゃおうかしら!」 再び動き出す化け物達。 化物達は加賀美達から離れ、一斉に少女の下へと飛んでいく。 少女が飛び上がり、その腕を振るうと、数多のマスケット銃が どこからともなく現れ、一斉に弾丸を射出する。 轟音と共に、弾丸の雨が化物達に降り注いだ。 圧倒的な殲滅射撃となったその攻撃により、化物達は焼き消されていった。 空間が再び歪んで行く。 辺りを見回すと、そこは元のフロアとなっていた。 さやかとまどかは顔を見合わせ、そこでやっと笑みをこぼす。 助けてくれた少女の下に、まどかとさやかが駆け寄った。 「やっと戻った……!」 「あ、あの、あなたは?」 「そうね、先に名乗っておこうかしら。 私の名前は巴マミ。 で、その白いのが――」 「ま、待て三人共!」 その場が和やかな雰囲気になっていこうとするが、加賀美が声を張ってそれを 元の緊張の中に戻した。 新たな人影を、マスクドライダーの超感覚が捉えたのだ。 人影は、二つ。 「何か来る……気をつけろ!」 再びまどかとさやかの顔が強ばる。 先に現れたのは、先ほどの少女と似た意匠の服をまとった一人の少女。 やがてそれが目視できる位置までやってくると、まどか達は驚きの表情を浮かべ、 加賀美は素っ頓狂な声を上げた。 先に現れたのは、先ほどの少女と似た意匠の黒い服をまとった一人の少女―― 暁美ほむら。 「ま、また女の子ぉ?」 「ほ、ほむら、ちゃん……」 ほむらは冷たい視線をまどかに向けて、一度目をそらし、軽く後方を 見やる。 ほむらの後ろから出てきた人物を見た瞬間、加賀美が驚きの声を上げた。 「あ、あなたは……!」 現れたのは、加賀美とは違う鎧を纏った人物。 マスクに覆われた顔から表情は読み取れないというのに、 その身から陰鬱な『闇』を漂わせる者。 加賀美が、その名を呼んだ―― 「矢車、さん……!」 矢車と呼ばれた者は、加賀美に一瞥をくれると、すぐに視線を外す。 次に視線を向けたのは、マミ。 マミは、大して驚いた様子も無くその者に声をかけた。 「何の用かしら。 矢車想さん?」 マミは、『フルネーム』でそう呼んだ―― 「何の用かしら。 矢車想さん?」 マミは、『フルネーム』でそう呼ぶ。 矢車は何も答えず加賀美達を眺めると、無言で背を向けた。 マミはそんな矢車を見て穏やかにクスリと笑うと、次はほむらに視線を向ける。 「魔女は逃げたわ。 仕留めたいならすぐに追いかけなさい 今回はあなたに譲ってあげる」 怖い位に友好的な声色で、マミはほむらに話しかけた。 ほむらはあくまで無表情のまま、答える。 その目は、まどかの腕の中に向けられていた。 「私が用があるのは――」 「察しが悪いのね。 見逃してあげるって言ってるのよ」 マミは強い口調でほむらの言葉を遮った。 ほむらが黙ってマミに視線を向けると、マミは再び友好的な声色で問いかける。 「お互い、無用な争いは避けたいと思わない? 私はあなたに魔女を譲る。 あなたはここで手を引く。 それが今のベストだと思うのだけど」 そう言うと、マミは矢車に顔を向けた。 「矢車さん、彼女に付き合ってあげてくれないかしら」 「……」 矢車は何も答えず、ただマミに顔を向けた。 マミはそれを了解と受け取り、再びほむらに顔を向ける。 「矢車さんが居ればすぐに終わる筈よ。 ……それでもまだ用があるようなら、私の家に来なさい。 勝手に上がっても良いわ、鍵は矢車さんが持ってるから」 ほむらはマミに沈黙で返す。 了承では無いが、拒絶でも無い返事である。 ほむらはゆっくりとマミ達に背を向け、歩き出した。 矢車もそれに合わせマミ達に背を向ける。 が、加賀美がそれを呼び止めた。 「矢車さん! あなたなんでここに!? い、いやまあ いきなりなのはいつも通りですけど……。 影山さんはどこに――」 矢車は顔だけを後ろに向けた。 だが、マスクの向こうのその目は加賀美に向けられてはいない。 矢車がぼそりと呟く。 「……マミ」 「何かしら、矢車さん」 マミはそれに微笑みながら返す。 心からの穏やかさを表すような声。 「麻婆豆腐が作ってある。 ……食いたければ、食え」 それだけを言い残し、矢車は去っていった。 「ええ、頂くわ」 マミは静かに答えると、呆然と立っているまどか達に振り返った。 「……さて、それじゃ説明をしましょうか。 その前にキュゥべえの怪我を治したいから、ちょっとこっちへ来てくれる?」 まどかはそう言われ、はっとしたように返した。 「あ、はいっ!」 「あなたが、私を呼んだの?」 「そうだよ、鹿目まどか、それと美樹さやか」 まどかが聞くと、キュゥべえははっきりと答えた。 まどか達は、フロアの中でブルーシートを見つけ、そこに座ることにしていた。 そこでマミがキュゥべえに、先ほどのような不思議な力で治療を施したのだ。 加賀美は既に変身を解き、同じようにブルーシートに座っていた。 回復したキュゥべえにまどかが問いかけると、キュゥべえはまどか達の名前を言い当てたのだ。 困惑するまどかとさやかの横から、加賀美が手を挙げる。 「……あの、俺は?」 加賀美がそう聞くと、キュゥべえは驚いたような声を出した。 「……君は僕が見えるのかい?」 「いや、むしろなんで見えないんだよ」 「……僕の姿は、魔法少女かその才能のある子にしか見えないはずなんだけど」 「なにぃ!? じゃ、じゃああれか、俺が魔法少女になるのか!?」 『魔法少女まじかるアラタ☆ 今日もまじかるガタックカリバーで 悪い人達をカッティングしちゃうぞー!』まで考えてから、加賀美は首を横に振った。 「いやいや俺少女じゃないし、少年ですらないから!」 「落ち着けよ加賀美……そんなの見ればわかるから……」 さやかが呆れたように加賀美に突っ込む。 「うーん……多分、あそこで『使い魔』と戦ったからじゃないかしら。 キュゥべえが弱ってたから見えやすかったとか、色々考えられるけど。 矢車さんにも見えてたから、その線では無いでしょうね」 マミは一寸考えて、加賀美の問いに答えを出した。 すると、加賀美は思い出したかのようにマミにまくし立てる。 「そ、それだよそれそれ! さっきから言ってる魔女とか使い魔とか魔法少女って 一体なんなんだ!? あんなの、俺も見たこと無いぞ! それに、矢車さんは君達 とどんな関係があるんだ?」 マミは苦笑いを浮かべながら、それに答える。 「それには色々説明しなきゃいけないことがあるので、ここではまだ……。 簡単に言うと、使い魔って言うのはさっきの化物で、魔女って言うのはその親玉。 魔法少女は、それと戦って人々を守る者の事です」 「へ、へぇ~……。 (やっべぇ、意味わかんねえ)」 「てことは、マミさんが魔法少女ってことなんですか?」 急な事に頭が追いつかない加賀美に代わり、まどかがマミに問う。 マミは、まどかとさやかに向いた。 「そうよ、私が魔法少女。 キュゥべえが見えるってことは、あなたたちにもその才能があるみたいね」 「そうだよまどか、さやか。 ……僕はね、君達にそのお願いをしたいんだ」 そう言うとキュゥべえは元気よく起き上がり、明るい声で言い放つ。 「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ!」 キュゥべえは、可愛らしい笑みを浮かべた。 「さ、上がって」 加賀美も含めた一同は、そのままマミの家に同行し、そこで説明を受けることにした。 時刻はもう夕方で、日差しはオレンジ色に染まっている。 マミの家に入ったまどか達が、感嘆の声を漏らす。 「うわぁ……!」 「素敵なお部屋……」 「俺の寮の数千倍綺麗だ……」 「いやそれは汚すぎだろ」 マミの家は、ごく普通のマンションの一室だが、よく物が整頓されていて落ち着いた部屋だった。 「ひとり暮らしみたいな物だったから、遠慮しないで。 ろくにおもてなしの準備も無いんだけど」 そう言うとマミは三人をガラスのテーブルへと促す。 三人を座らせると、マミはキッチンへと向かった。 やがてマミは人数分のケーキと紅茶を持って戻ってきた。 まどか達が、並べられたケーキを口に運ぶ。 すると、一様に笑顔になった。 三人はどんどんケーキを食べていく。 「マミさん、このケーキとってもおいしいです!」 「ん~! メチャウマっすよ!」 「おお、こりゃうまい!」 「ふふ、ありがと。 それじゃ加賀美さん、魔法少女についてご説明します。 ……二人もキュゥべえに選ばれた以上、人事じゃないものね。 ある程度の説明は必要でしょう?」 マミが謝辞も程々に、本題を切り出した。 加賀美達はフォークを動かす手を止め、加賀美は緊張した面持ちで、まどかとさやかは 特に緊張感も無く耳を傾ける。 マミが手を差し出す。 すると、マミの手の中に黄色い宝石が現れた。 宝石は、美しく輝いている。 「……これがソウルジェム。 キュゥべえに選ばれた女の子が、契約によって生み出す宝石よ。 魔力の源であり、魔法少女である証でもあるの」 さやかがいまいち要領を得ないように聞き直す。 「契約って?」 その質問に答えるのは、マミではなくキュゥべえ。 「僕は、君達の願い事をなんでも一つだけ叶えてあげる」 「何でも?」 「なんだって構わない。 どんな奇跡だって叶えてあげられるよ」 「えぇ……何でも!?」 「願い事、って……」 「なんだって構わない。 どんな奇跡だって起こしてあげられるよ!」 あまりに現実離れした契約内容に、まどかは驚き、さやかは胸を躍らせる。 また、加賀美は純粋に関心していた。 「っはぁ……すげぇなそれは」 「わー……金銀財宝とか……不老不死とか……満漢全席とか!」 思い当たる奇跡をウキウキとした声で徹底的に挙げるさやか。 それをまどかは苦笑いしながら見ている。 「でも、それと引き換えに出来上がるのがソウルジェムなんだ。 この石を手にした者は、魔女と戦う使命を課されるんだ」 まどかは、不安そうに聞き返す。 「魔女……って」 「そ、そうそうそれだよ! 魔女って一体何なんだ?」 加賀美が思い出したかのようにテーブルに身を乗り出す。 キュゥべえと加賀美の顔が、くっつきそうになるほどに近づくが、加賀美の顔は 真剣そのもの。 さやかは加賀美を無理やり引っ張り戻すと、気を取り直してキュゥべえに問う。 「魔女っていうのは一体何? 魔法少女とは違うの?」 「魔法少女が願いから生まれる存在なら、魔女は呪いから生まれる存在なんだ。 魔法少女が希望を振り撒くように、魔女は絶望を撒き散らす。 しかもその姿は 普通の人間には見えないからたちが悪い。 不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ……そういう災いの種を世界にもたらしているんだ」 キュゥべえの説明に、マミが補足を加える。 「理由のはっきりしない自殺や殺人事件は、かなりの確率で魔女の呪いが原因なのよ。 形の無い悪意となって、人間を内側から蝕んでいくの」 話を聞いていくにつれ、加賀美の表情は険しく、 さやかとまどかの表情は怯えを強く表していった。 さやかがおずおずと質問を返す。 「そんなやばい奴らがいるのに、どうして誰も気付かないの?」 「確かにそうだ。 俺だって色々と事件に関わってきたのに、魔女なんて物は ついさっきまで見たことも聞いたことも無かった」 「お、お巡りさんも気付かない事って……」 「魔女は結界を作って、いつもその奥に潜んでいるの。 さっきあなた達が迷い込んだ空間が正にその結界なの。 もちろんその結界の入り口だって一般人には見えないから、 加賀美さん達警察が無能な訳では決して無いわよ」 マミのフォローに、加賀美は複雑な表情になる。 「……マミさん、そんな怖いのと戦っているんですか?」 「ええ、命懸けよ。 だからあなた達も、魔法少女になるかは慎重に考えた方が良いわ。 魔法少女になればどんな願いも叶えられるけど、それは死と隣り合わせの行為なんだから」 さやかとまどかが目を伏せる。 「そこで提案なんだけど……。 しばらく私の魔女退治に付き合ってみない? そうして経験してから、危険を冒してまで叶えたい望みがあるのかどうか、考えて欲しいの」 「ち、ちょっと待てよ!」 当然、そんな危険な行為を加賀美が許す筈もなく。 しかしマミは、あくまで落ち着いた様子で加賀美に向き直る。 「提案は終わりじゃありません。 加賀美さん、あなたももう部外者ではないんです。 当然、協力をお願いさせて頂きたいんですが」 そうマミに言われ、加賀美は明らかに動揺した。 彼女らに危険な事はさせられないのは当然だが、願いが叶うことは大きな魅力である。 自分がここで止めても、この子達は結局―― そこまで考えて、加賀美は答えを出した。 「……わかった、同行しよう。 ただし――」 不意に、玄関のドアの開く音が聞こえてきた。 マミ達が入ってきた時とは違う、乱暴なドアの閉まる音。 さやかが瞬時に反応し、マミに視線を向ける。 「あれ? マミさん、一人暮らしなんじゃ?」 マミは苦笑しながら、困ったように首を傾げた。 「うーん……一人暮らしなんだけどね。 今は、半分同居してる状態の人がいるの。 ……同棲、とは違うんだけど」 静かでゆっくりとした足音が近づいて来る。 足音は、真っ直ぐ加賀美達の居るリビングに向かってきた。 廊下とリビングを隔てるドアが開く。 「あ、お邪魔してま――」 加賀美は即座に正座に直り、出てきた人物に挨拶をしようとして、 そこで固まった。 出てきた人物は加賀美にとって馴染みのある者。 あるときは憧れ、またあるときは驚かされた存在。 黒いレザー製の服をだらしなく着る、やさぐれた男。 「――矢車、さん?」 「……さて、改めて要件を聞こうか」 警視総監である加賀美陸は、警視総監室で訪問を受けていた。 デスクから席を外し、革張りのソファに向い合って座っている。 その表情は極めて真剣で険しい。 「とぼけないで下さい。 ……あなたは知っているはずだ。 まだマスクドライダーシステムには、 僕達が知らない機能がある」 彼以上に険しい表情で、半ば怒鳴るように問いかけるこの男こそ、その訪問者。 整った顔立ちに気障な雰囲気を漂わせる服装の優男。 常にその傍らに居てサポートする小さな助手は、今は居ない。 「……風間君、私は――」 まずはこの男を落ち着かせようと、陸は穏やかな口調で話しかける。 しかしそれは、テーブルを思い切り叩く音で中断された。 「前置きなんてどうでもいいんです! ……柄でもありませんがね、許せないんですよ、今回ばかりは。 あなたの説明不足のせいで、杏子が、一人の少女が傷ついた!」 風間と呼ばれた男は、鋭い目で陸を睨む。 風間はテーブルを叩いた両手の拳を解き、膝の上に戻した。 軽く一呼吸入れてから、今度は落ち着いた声色で切り出した。 「……あなたがどんな人なのかは聞きました、ネイティブ関連の話もです。 そのことについてはあなたを素直に尊敬しますよ。 でも、今回の事ばかりは許せない」 風間の口調から何かを察したように、陸は神妙な面持ちで口を開いた。 「……そうか、君は関わってしまったのか。 『魔女』に」 「やはり知っていたんですね。 なら、ドレイクにあったあの機能にも納得が行く」 陸は一瞬躊躇してから、拳を開けたり握ったりしながら答える。 「君には話さなければならないな。 マスクドライダーのもう一つの機能について」 陸は決心し、風間の瞳をしっかりと見据えた。 「ネイティブにとってのもう一つの懸念……。 君達マスクドライダーは、それを視認することができる」 風間は息を飲み、次の言葉に耳を傾けた。 「ネイティブが懸念していたもの。 その名は『インキュベーター』――」 仮面ライダーカブト! なんで同じ魔法少女なのにそんなことに―― 学校にペットを連れてくるな―― まどか、それはちょっと恥ずかしいぞ―― お前の瞳の中にも闇が見える―― ティロ・フィナーレ!―― ……ライダーキック―― 次回『それはとっても嬉しいなって(後)/『友達』との再開(前)』 天の道を往き、総てを司る! BACK まどか「マスクドライダーシステム?」 2 Next まどか「マスクドライダーシステム?」 4
https://w.atwiki.jp/ma1ss/pages/401.html
452. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 03 32.01 ID 3A1vmyM4O ほむら「進行お疲れさま」 さやか「Mr.デデデは王様で氷川は鬱病かわいそう」 ほむら「ノン。MR.デデデもしくはデデデ大王で、ひかわ先生はいつまでも好きな漫画家、よ 良いからうろちょろしないの」 さやか「 456 でお題が決まるまではやーめなーいぷー」プップクプー ほむら「まったく、打ち解けるにも限度があるわよ」ハァー… 456. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 06 44.56 ID dFxiSbpS0 まどか総受け 457. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 11 38.13 ID 3A1vmyM4O ほむら「お題は『まどか総受け』に決まりね。携帯だから少し遠く設定させてもらったわ……」 さやか「ごめんちゃい」 杏子「めんごっご」 ほむら「……時間は30分後の 17 40 まで。では頑張ってちょうだい」 ほむら(なんか増えた……) 458. @ 2011/10/15(土) 17 15 04.33 ID cMix1GpD0 知久「詢子、少しの間、この眼鏡を預かっててくれないか?」ビキビキ… 459. @ 2011/10/15(土) 17 16 57.44 ID kQLBlxVg0 まどか(ほむらちゃんにはもちろん攻められたいなぁ。 こう、淡々と言葉攻めさせる感じで……ウェヒヒ。 さやかちゃんも、リードしてほしいなぁ。 でもほむらちゃんと違って、少しさやかちゃん自身も必死感がありそうな、ウェヒヒ。 杏子ちゃんは完全にわたしが攻めだけど、あえて受けだとしたら……。 開始は荒々しく、でもだんだんと柔らかく……優しく……ウェヒヒヒヒ。 マミさん、うーん。 可愛い後輩に大人な事教えてあげる……みたいな? 最初は先輩ぶって攻めてくるけど、徐々に虚勢なのがばれてわたしが攻めに……ウェヒヒヒ。 でもやっぱり、わたし受けの本命は仁美ちゃんだよね……! 丁寧なお嬢様口調でどんどん攻められる感じ……たまらないねっ! ウェヒヒヒヒ。 あの魔女に襲われた時みたいに、今度は正気で攻めてくれないかなぁ……。 っていうか、仁美ちゃん。 百合好きみたいなのになんで上条くんなんか……。 はっ、もしかして、上条くんが好きっていうアピールをして、わたしの出方を見ている……! だったら、ウェヒヒ、先手必勝! 今日からわたしは仁美ちゃん攻めになる!) さやマミほむ(まどか、全部漏れてる) まどか(……わ、わたしをみんなの嫁にするのだぁー!!) 460. @ 2011/10/15(土) 17 26 11.74 ID SZotJyALP まどか「エントリーNo.5番鹿目まどかですっ、ダっ、ダチョウが驚いた!がちょ〜ん」 ドッ ワハハ 司会「おおっと、だじゃれにもなってないのになぜか会場が爆笑の渦!総受けだぁっ!」 さやか「ほむらが観客向けのカンペに受けてと書いている…」 461. @ 2011/10/15(土) 17 27 39.16 ID cMix1GpD0 まどか「むにゃむにゃ…」 ほむら(チャンス! まどかが寝ているわ!) まどか「ほむらちゃん…」 ほむら「ホムッ!?」 まどか「むにゃむにゃ…」 ほむら(ビックリした、寝言か…) まどか「ティヒヒww、そんなとこ触っちゃ駄目だよぉ…むにゃ」 ほむら(夢の中の私、そこを変われ!) まどか「さやかちゃん、くすぐったぁい…」 ほむら(み、美樹さやかもいるのっ?) まどか「いやぁん…マミさぁん、舐めちゃダメっ…!」 ほむら(まどかの体を舐めていいのは私だけよ!) 462. @ 2011/10/15(土) 17 29 18.03 ID 5z190tvjP マミ「無理してカッコつけてるだけで、怖くても辛くても、誰にも相談できないし、一人ぼっちで泣いてばかり」 まどか「ぶふっ! あはっ、あはははっ! 私が一緒にいますから! 一緒にっ、あははは! 頑張りましょう!」 さやか「……ああでもしなきゃ魔女には勝てないんだよ。あたし才能ないからさ」」 まどか「あはっ、ウェヒヒヒッ! さやかちゃん、才能ないって……ウェヒヒヒヒ屈すぎっ、あっはははは! 才能ないなんてことないのに、っ、あははぁ!」 杏子「あの魔女を真っ二つにしてやったらさ、中からグリーフシードの代わりに、さやかのソウルジェムがポロッと落ちてくるとかさ」 まどか「ポロッとって、ウェヒッ、漫画みたい! ティヒヒッ、一緒に頑張ろうね! ティヒッティヒヒッけほっこほっ! 頑張っげほっげほっ! ティヒッ!」 ほむら「ごめんね。わけわかんないよね……気持ち悪いよね。まどかにとっての私は、出会ってからまだ1ヶ月も……」 まどか「ぶふぅっ! なんで気持ち悪いの、ウェヒィッ、むしろ笑ってばかりの私の方が、ティヒッ、ウェヒョッ、あははははっ! 笑いっ、止まらないよぉっ」 ほむら「何でもかんでもウケすぎでしょ……私何か変なこと言ったかしら……」 463. @ 2011/10/15(土) 17 36 12.31 ID NXEwdO720 まど神様「今日も頑張らないと…」フラフラー さやか「おー頑張るぞー…ってまどか?大丈夫?」 まど神様「ごめん…ちょっと熱があるみたい…」 さやか「神様なのに熱!?…まどか。仕事のしすぎなんだよ…そこであたしに考えがあるのだけれど」 まど神様「さやかちゃん…?」 さやか「今までのあんたはいつもソウルジェムを能動的に救いにいっていた。確かにこれがベストだけど、それはあまりにまどかに負担がかかりすぎる」 さやか「そこでさやかちゃんプラン!ソウルジェムの回収自体はあたしがやり、まどかは家であたしが持ってくるのを待つ。今までの能動的な姿勢から受身の姿勢へ!これぞまどか総受け計画!早速実行してみよう!」 まど神様「さ、さやかちゃん!!…大丈夫かなぁ」 さやか「お、早速もう駄目なソウルジェムが。まどかに届けこの想い!さやシュート!!」パコォォォン!! まど神様「」 ユウリ様「おい、あの青いのアタシのソウルジェム蹴っ飛ばしやがったぞ。どういう教育してんだあぁん?」 まど神様「本人に悪気はないので…」ペコペコ 464. @ 2011/10/15(土) 17 38 20.75 ID eYwOIoqZ0 『皆を守りたかった』 「うん………」 『祖国のために』 「うん……」 『お腹いっぱい食べたかったんだ!!』 「うん……」 『綺麗な薔薇を守りたかっただけよ!!!』 「うん……」 「苦しかったよね……悲しかったよね……でも……もう良いんだよ?私が開放してあげるから!!!」 『大好きな人に夢を諦めて欲しくなかった!!!』 「それは、どうかと思う」 『なんでよ!!!!」』 465. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 41 10.59 ID 3A1vmyM4O ほむら「時間ね。ちょっとくらいなら遅刻したって良いわよ」 マミ「投票は20分後の 18 00 までよ。これも以下同文」 まどか「わたしがムチムチプリンなみんなにモテモテフォーリンだなんてドキドキトゥナイだよ」 ほむら「ムチムチプリンって、あなた……」 466. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 44 05.53 ID WlD9Z6VmQ 464 きちんとみんな受けてやれよw 467. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 44 56.82 ID 5z190tvjP 459 最後かわいすぎる 468. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 45 29.84 ID d3TFnV0V0 459 妄想少女まどかちゃん 469. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 46 42.76 ID cMix1GpD0 464 470. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 46 51.07 ID NXEwdO720 464 サヤカー 471. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 56 17.69 ID SZotJyALP 464 サヤカチャーン 472. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 17 58 07.61 ID XRbITS1+0 459 情事からはいるなんてませてんな 473. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 18 00 28.87 ID 3A1vmyM4O ほむら「ここまで、かしらね では、集計するから少し時間を貰えるかしら」 474. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/15(土) 18 08 16.31 ID 3A1vmyM4O 464 4票 『きちんとみんな受けてやれよw』『サヤカー』『サヤカチャーン』 459 3票 『最後かわいすぎる 』『妄想少女まどかちゃん』『情事からはいるなんてませてんな』 ほむら「進行は引き続き私になるのかしら?」 さやか「それならお題は 477 、かな」
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/81.html
まどか「…」 まどか「みん…な…」 まどか「死ん…じゃった…」 崩壊した見滝町に横たわるまどか まどか「ワルプルギスの夜も…やっつけたのに…」 まどか「アレが…」 まどか「アレがみんなを…!!」 破壊された風景の向こうに巨大な生物の影 全身から生えた無数の触手が建物を砕き 二本の巨大な腕がビルをなぎ倒し 四本の足で地響きを起こし 放たれた赤色の雷撃が町の緑を焼き尽くす 「グォオオオオオッ!!」 まどか「…」 この町にはもう生きている人間は一人しかいない まどか「終わり…なんだね…」 まどか「わたし最後まで…」 まどか「なんにも…できなかった…なぁ」 まどか「うっ…く…」ポタポタ 傷口から血が溢れ出す まどか「みんなが笑顔になるようになんて…」 まどか「不可能だったのかな…?」 トテトテ… QB「やあまどか」 まどか「!!…キュウべえ…」 QB「君は生き残ったようだね…」 QB「もっともその傷ではそう長くないだろうが」 まどか「キュウべえ…わたし…」 血まみれの体を起こし、声を絞り出す まどか「契約する…よ…」 QB「戦う気かい?アレと」 QB「…まぁいい願いを聞こうか」 まどか「わたしの願いは…」 まどか「願いは…」 まどか「みんなを…助けてほしい…」 QB「うーんそんな曖昧な願いなのかい?もっと具体的に…」 まどか「ごほっがっは…」ビチャ QB「…まともに喋ることも、考えることも出来なくなられては困るね」 QB「いいだろう。きみほどの逸材ならどうなるか分からないけど」 QB「それじゃいくよ」シューン まどか「うっく…ううああぁ!!」 急激な速度で傷口が塞がり、その激痛がまどかを襲う QB「…」 QB「…これでよし」 まどか「…」 QB「ふむ…」 QB「なにも起こらないね?」 QB「もっとも…僕達の目の届かないところでは何か起きたかもね?」 まどか「…」シューン 全快した体で立ち上がり、変身するまどか QB「念のため言っておくが…」 QB「君一人ではアレを止めることはできないよ。残念ながらね」 まどか「…」ダッ 怪物に向かって飛び立つ QB「やれやれ…」 ???『エネルギーは回収できたか?』 QB『おや、君かい…もちろん素晴らしいエネルギーを回収できたよ』 何者かにテレパシーで話しかけるキュウべえ …………………………………… まどか「…」ギリリッ 怪物に向かって弓を引き絞る まどか(勝てるわけ…ない) 弓を持つ手が震える 戦う前からソウルジェムは濁り、まどかの体にはまともに戦える力は無かった 「ガァアアアアアッ!!!」バシュゥウウ まどか「!!」 まどか(あ…わたし…) 怪物が放った光線に飲み込まれる まどか(誰か…) まどか(この声が聞こえているなら…) まどか(ほむらちゃん達を…) まどか(みんなを…) まどか(助けて…) パリーン ソウルジェムが砕け散り、まどかの体は光の中に消える …………………………………… ~宇宙~ ?「ここは…私は呼ばれたのか…」 次元の裂け目から銀色の巨人が現れる ?「この宇宙にも危機が…」 ?「地球の少女よ、その願いたしかに聞こえたぞ」 ?「君の力、少し分けてもらうぞ…」 シュウウン ………………………… …………………… ……………… ………… …… … …………………………………… ほむら「…」 ほむら「はっ…」バサッ ベッドから飛び起きるほむら ほむら「…」 ほむら「?…以前の時間軸の記憶が無い…」 ほむら「だけどここにいるということは…また駄目だったのね」 ほむら「…」 ほむら「嘆いている暇はない…」ダッ ~光の国~ ウルトラの母「よろしいのですか?」 ウルトラの父「…ああ」 ウルトラの父「あの星に新たな危機が迫っている」 ウルトラの父「それも今回は宇宙をも巻き込むほどのな…」 ウルトラの母「あなたが感じた不吉な予感とは…」 ウルトラの父「それはまだ分からない…だが」 ウルトラの父「場合によってはゾフィーにも出てもらうだろうな」 ウルトラの母「!」 ウルトラの父(頼んだぞ…みんな) ~見滝町~ キィッ… 黒いジープを道路脇に止め、四人の老人が降りてくる 郷「この町で本当に正しいのか…?」 北斗「大隊長の命令によればここで間違いありません」 ダン「とても信じられんな…怪獣や侵略者による爪痕も無い」 郷「ただこの町からは普通の人間とは違う…いくつかの特殊なエネルギーを感じます」 北斗「ええ…宇宙人のものでしょうか?」 ダン「もう少し調査してみるしかないな…ところで彼はどうした?」 北斗「ハヤタさんなら我々より先にこの町に到着しているはずです!」 郷「一度合流しましょう」 ~学校~ さやか「ねぇまどか、帰りにCD屋寄っていい~?」 まどか「また上条くん?いいよ~」チャラ さやか「てへへへ…」 仁美「…」 さやか「ん…?まどかそれ…」 まどかが首から提げているアクセサリーに気付く まどか「え?ああコレ?」 まどか「気づいたら部屋に置いてあったんだ~へへ、キレイでしょ」 さやか「うん!カッコいいカッコいい!」 ~CD屋~ まどか「~♪」 (助けて…) まどか「えっ…空耳…じゃないよね?」 (助けて…) まどか「さ、さやかちゃんゴメン!私行かなきゃ!」タタタッ さやか「は!?ちょ、ちょっとお!」 …………………………………… ハヤタ「…」ピクッ ハヤタ「…?」 ハヤタ「今の声は…?」 …………………………………… まどか「ここ…かな?」 さやか「ちょっとまどか!どうしたの急に走り出して!」 ドチャッ QB「助けて…」 まどか「!?」 さやか「人形…?なんだか血まみれだけど…」 まどか「ねぇひょっとして君が…」 ほむら「そいつから離れなさい」スタッ さやか「転校生!?」 まどか「もしかして…あなたがこの子を?」 ほむら「あなた達には…関係無い」チャキッ 銃を構え、キュウべえに狙いを定める まどか「や、やめて!虐めないで!この子私に助けてって言ってた!」 さやか「なんかヤバいよまどか!逃げよ!」 まどか「うん!」 キュウべえを抱えてほむらの前から逃げる二人 ほむら「待ちなさい!」ダダッ ほむら(ここで逃がしたら…) ほむら(また助けられないかもしれない!) ほむら(私は…もうあんな思いは…) まどか「はあっ…はあっ…」タタタッ ドンッ! ハヤタ「おおっと!」 曲がり角から飛び出したまどかが一人の老人とぶつかる さやか「わ!」 まどか「きゃっ!ご、ごめんなさいっ!」 ハヤタ「あ…いやいや、こちらこそすまないね」 さやか「大丈夫おじいさん?」 ハヤタ「おじ…あ、そうか地球では…」 ハヤタ「そうかぁ~僕ももうおじいさんの歳になったのかぁ…」シミジミ まどか「?」 さやか「ちょっとまどか!このおじいさんもヤバいよ!地球ではなんとかだの言ってるし!」 QB「…」 ハヤタ「ヤバいって…そんな…」 ほむら「見つけたっ…!」ダッ さやか「うわ追いつかれた!」 ハヤタ「ん?君の抱いてるその動物…」 まどか「あ!こ、これは…」 ほむら「さぁそれをこっちに…」 ほむら「!」 ギューン ほむら「結界…!こんな時に…」 ほむら「ちっ…」 その場にいた四人と一匹が結界に引きずり込まれる まどか「えっ?えっ?」 さやか「あれ?私達さっきまで裏通りに…」 ハヤタ「これは…」 使い魔『ギイッ!』 数匹の使い魔が迫る まどか「ひっ!」 さやか「なにこれ!?」 ほむら(この程度の数なら…)シュウン 変身して使い魔の群れに突っ込むほむら まどか「へ!?」 さやか「転校生…あの格好…」 ハヤタ(あの姿…まさか彼女も宇宙人か?) ほむら「…」バンバンッ ほむら「これで最後…」バァン さやか「すごい…一人でみんな倒しちゃった」 まどか「ねえほむらちゃ…」 使い魔『ギイィイイ!』 まどかが話しかけようとした瞬間に物陰から使い魔が飛び出してくる まどか「きゃああ!」 ほむら(!!…しまった!間に合わな…) 突然の出来ことで対応が間に合わない ハヤタ「!」カチッ バシュッ その直後、近くにいたハヤタが懐から取り出したベータカプセルを掲げフラッシュさせる さやか「うわっ…」 ほむら「ッ…!?」 強烈な閃光に、周りの者たちは堪らず目を閉じる ヒュン ドグシャア! 凄まじい速さで振り下ろされた拳に使い魔が粉砕される ほむら「な…!?」 さやか「…巨人?」 まどか「あ…」 腕を地面から引き抜く巨人 ズッ ガラガラガラ… まどか「…」 巨人と目が合う 『この日突然わたしの世界が変わった』 『今までのなんてことない平凡な日常はあっけなく崩れ去り』 『まったく知らなかった現実が、私を見下ろしていた』 ウルトラマン「…」 Next まどか「…ウルトラマン!」 2
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/182.html
…………………………………… Uキラー「ギャオァァアアアアア!!!」 ティガ「…!!」 ダイナ「!…ジュアッ!」 ドガガガガッ 咆哮と共に触手から放たれる雷撃、 それを二人のウルトラマンが鮮やかなバック転で回避する QB『ほらほら避けてるばっかりじゃあ勝つことなんて出来ないよ!』 Uキラー「グゥゥウ…!!」 不規則な動きの触手がウルトラマン達を追いつめる ガイア「…!」 ガイア『まずはあの触手をなんとかしないと…!』シュンッ ザシュッ! Uキラー「!!」 ガイアが右腕から青い光の剣を展開し、 迫り来る触手を細切れに切り裂く QB『速いね…!大したものだ』 ガイア『今だ!!二人とも!』ズンッ 光の剣を収納し、飛び退く ダイナ『!…よっしゃあ!!』バッ ティガ『奴の弱点は…』バッ ティガとダイナが攻撃から止んだ隙に、光線の構えを取る QB『…ふふ』 ダイナ『見とけよ~!俺の超ファイ…』 ドガガガガッ! ガシッ! ダイナ「グアッ!?」 ティガ「グ…ゥ!」 ティガとダイナが光線をUキラーザウルスの頭部へ放とうとした瞬間 瓦礫を吹き飛ばし、地面を突き破って出現した触手が二人の首を締め上げる ダイナ「グゥゥウウ…ッ!!」 ティガ『下からだと…!ぐっ…!』 Uキラー「グルルル…!!」 ガイア『何…!』 QB『よそ見してる暇は無いと思うけど?』 ドゴッ! ガイア「グゥオアッ!?」 巨大な足に蹴り飛ばされ、瓦礫の上に叩きつけられるガイア ダイナ『くっそー!こんなもん…!』 ギギギッ QB『暴れるだけ無駄だよ』 Uキラー「ガォオオオオォッ!!」 ティガ「グウゥ!?」ギギギッ 触手が更に強く二人の首を絞め付ける QB『このまま一気に…』 ドグシャッ!! QB『!?』 QB『援護射撃!?何処から…?』 Uキラー「!」 キュウべえの視線の先 そこには大砲を出現させたマミ そして、発射煙の昇るランチャーを構えたほむらの姿があった スタッ 杏子「今だ!」 さやか「ダイゴさん!アスカさん!!」 ティガ「!!」 ダイナ「…!」 ダイナ「ジュアッ!!」 ティガ「ハァッ!」 バシュシュッ! 首に絡み付いた触手を払い落し、 Uキラーザウルスの顔面へビームスライサーを放つ QB『…!』 Uキラー「!!」 シュイン バチチッ さやか「っあ~!惜しいっ!!」 杏子「くっそ…もうちょっとだったのに!」 バリアーに当たって消滅したビームスライサーを見て、歯がみする二人 Uキラー「グゥ…?」シュー QB『…せっかく生き長らえた命を捨てに来たのかい…?』 眼下の少女達と二人のウルトラマンを見下ろすキュウべえ QB『君達は――――』 杏子「バーカ!よそ見してんじゃねぇっ!!」 さやか「我夢さん!!」 QB『!?』 Uキラー「グガッ!!?」 四人の魔法少女の参戦 その予想外の事態によって生じた一瞬の隙 QB『しまった…!』 その隙を見逃さなかったガイアが既に光線を放っていた ガイア『いけっ!!』 杏子「当たれぇえーーっ!!」 さやか「このタイミングなら…!」 ドガガガガッ!! シュゥウ… Uキラー「グフゥ…!!」 QB『…』 さやか「あぁっ…!」 ほむら「……!」 灼熱の破壊光線が頭部に直撃するより早く Uキラーザウルスはその扇状の手を盾にして、完全に防ぎ切っていた ガイア『駄目か…!!』ダッ L字型に組んだ腕の構えを解き、その場から退避する QB『…なるほどね』 QB『少しの隙も君達には見せちゃあいけないってことか…』 ズズンッ ティガ『君達どうして……』 ダイナ『おいおい!待ってろって言われただろ?』 ガイア『君達のソウルジェムの穢れが完全に浄化されたワケじゃないんだよ…?』 三人のウルトラマン、四人の魔法少女が一ヶ所に集まる 杏子「わかってるよそんな事は!!」 ほむら「だけどこれは…私達の戦いでもある」 マミ「別の世界から来たあなた達が戦ってるのに…」 マミ「私達が黙って見ているだけなんて……出来ませんっ!!」チャキ さやか「みんなで戦えば…きっとヤツを倒すことも…!!」 ガイア『みんな…!』 ティガ『…確かに…君達の援護で助けられた事は事実だしね』 ダイナ『…しょうがねぇな!』 ダイナ『こうなりゃ運命共同体ってやつだ!付き合ってもらうぜ!』 杏子「おお!任せときなよ!」 マミ「はい!」 ズンッ… QB『運命共同体か…』 QB『なら地獄にまで一緒に行かなきゃね…!』 Uキラー「グァルルルッ…!!」 ほむら「!!」 ドドドドドドッ Uキラーザウルスの全身の突起から生体ミサイルが放たれ、 七人に降り注ぐ 杏子「やべ…!!」 ティガ『!!…退がって!』 ダイナ「ジュアッ!!」 ガイア「ディヤッ!!」 キュイン! 三人のウルトラマンが少女達を退がらせ、円形のバリアーを展開する ドガガガガガガッ!! シュゥゥウ… Uキラー「グゥ…」 QB『さて…どうかな…?』 目を細め、眼下に広がる爆煙を見下ろす Uキラー「…!!」 QB『おや…?』 爆煙が晴れた時、 キュウべえの瞳に映ったのは、三人のウルトラマンだけだった QB『彼女達は…!?』 ティガ「…」 ダイナ『さぁて…何処だろうな!?』 ガイア『勝負はここからだ!いくぞ!!』 …………………………………… ヤプール「!…あの三人…現れたか……」 ???「概ね計画通りじゃないか。ここまでは」 ヤプール「ああ、そうだな…だが」 ヤプール「鹿目まどかに止めを刺すことはできなかったよ」 ???「!……驚いた…」 ???「彼女自身が君の精神攻撃を跳ね除けたとでも…?」 ヤプール「それは分からん」 ヤプール「だが何者かの力が働いていることは確かだろう」 ???「……彼女…この世界の住人なのに不確定要素が多すぎるね」 ???「ロクなエネルギーも取れなかったし…どうなっているんだか」 ヤプール(……) ???「そうだ。僕も君に報告しておきたい事があったんだ」 ヤプール「?」 ???「月面で交戦していた二人…春野ムサシと孤門一輝」 ???「あの二人が地球へ帰還するようだ」 ヤプール「!……奴等を始末することは出来なかったのか…!?」 ???「まあ仕方ないよ。ここで無駄に戦力を消費するのは馬鹿馬鹿しいもの」 ???「それに…彼等が相手にしていたのはあくまで失敗作だからね」 ???「ゴミの処理を手伝ってもらったようなものだよ」 ヤプール「…」 ???「心配する必要は無いよ!」 ???「残りのウルトラマン達のデータが取れれば……僕達は…」 …………………………………… Uキラー「グォアァァアアアア!!!」ドガガッ ティガ「ジェアァッ!!」 ダイナ「デュア!」 次々に振り下ろされる触手を避けて打撃を繰り出すものの、 強固な外殻に覆われたUキラーザウルスの体には決定打と成り得なかった ティガ『くっ…』 ダイナ『堅ってぇな!!』 QB『駄目だなぁそんなんじゃあ!!』 ヒュン! ダイナ「!?」ガシッ Uキラー「ギャオオオオォッ!!」ブンッ ダイナ「グアァッ!?」 Uキラーザウルスの触手はダイナを捕らえ、 そのまま瓦礫の山に叩きつける ダイナ『こ、この野郎…!』ググッ QB『まず一人…!!』 Uキラー「ガァアッ!!」 バチュン!! QB『うぐっ!?』 ダイナを踏み潰そうと足を振り上げた瞬間 目の前で強烈な閃光が迸り、視界を奪われるキュウべえ QB『こ…これは…!!マミの…!』 マミ「…これで二度目ね」チャキ したり顔で銃を下げる ティガ『!…今だ!』バッ シュォオオ ティガの胸にある黄金のプロテクターにエネルギーが集中する Uキラー「!!?」 ティガ「ジャッ!!」 ドシュッ!! QB『!…』 Uキラー「グギャァァアアアア!!!」 キュウべえの視界が奪われた一瞬 ティガの両腕から放たれた大型の切断光線がUキラーザウルスの右腕に直撃 Uキラー「グ…グゥゥウウウ…!!」 しかしダメージは与えたものの、切断までには至らない ティガ『く…浅かったか…!!』 マミ「まだです…!もう一撃加えれば…!」 ドゴォォォォオオオン! さやか「おりゃぁぁあああっ!!」 QB『!?』 さやか「これでもぉぉおおっ…!!」ブンッ! Uキラー「グッ!!?」ザクッ ビルの壁を砕き、飛び出てきたさやかがUキラーザウルスの右腕、 ダメージを受けた部分に剣を突き立て、 ドゴォォォォオオオン! QB『な…!?』 杏子「喰らえぇぇえええっっ!!!」 ズバンッ!! 別のビルの壁を砕きながら突き出した巨大な槍が Uキラーザウルスの右腕を完全に斬り落とす Uキラー「グァギャァアアアアア!!!!」 ドズンッ! 肉片となった右腕が鮮血を撒き散らし 巨大な音を立てて地面に落下した 杏子「うぐっ…!!」ドシャッ さやか「っあ!!」ズシャッ それに続いて右腕を攻撃した二人も落下し、地面を転がる Uキラー「グゥオオオォ…」 QB『く…まさかここまで…!』 QB(ヤプールから与えられたこの力が…!) QB(たった四人の魔法少女と…) QB(エネルギー不足のウルトラマン三人に…これ程のダメージを!!) ガイア『キュウべえ!!』キュイン ほむら「…インキュベーター!!」ジャキン QB『!!』 ガイア「ディィヤァァアアアアッッ!!!」 バシュゥゥウウッ!! ほむら「これでトドメよ…!!」 バァン! ガイアがUキラーザウルスの頭部へ向けて、 自身の頭部から光の刃・フォトンエッジを放ち それに続いてほむらも魔力を込めてディバイトランチャーのトリガーを引く QB『!!…勝負に出たか…!』 Uキラー「!」シュイン バチチチチッ!! Uキラー「グゥゥウウウ!!!」 二人の同時攻撃が直撃する寸前、 Uキラーザウルスは亜空間バリアーを展開させ、受け止める ガイア「ハァァアアアアッッ!!」ググッ ほむら「っ……!!」 スタッ マミ「私も…!!」チャキッ ババババッ! QB『…く…!!』 バリアーに阻まれてもなお、三人の攻撃は続く QB『…ふ…ふふ…!!』 バチチチチッ QB『無駄だよ…!』 QB『君達の最後の攻撃も…この亜空間バリアーの前には…!』 ティガ『果たして…そうかな?』 ダイナ『バーカ!そっちは釣り球だってーの!!』 QB『!?』 QB『何…!?』 右方向からの声 そこには両腕を広げてエネルギーを集約させたティガの姿 そして瓦礫の山に倒れていたはずのダイナが両腕にエネルギーを溜め、待ち構えていた ティガ・ダイナ「「ジュァアアッ!!」」 バシュゥゥウウ! Uキラー「!!?」 QB『しまった…!!』 ティガとダイナがUキラーザウルスの頭部へ ゼペリオン光線とソルジェント光線を同時発射 バチチチチッ!! QB『まさか…気付いていたのか…!』 間一髪の所でバリアーを展開し、防御 しかし二方向からの攻撃は続く ガイア『そうだっ…!亜空間バリアーの絶対無敵の防御力は…! ガイア『意識を集中した一方向に対してのみ…!!』 ほむら「だからあなたは…!」 ほむら「あの時、我夢の放った光線を素手で防いだ…!!」 ほむら「飛んで来た攻撃に対して自動で展開されるわけじゃないっ…!」 バチチチチッ!! Uキラー「グ…オ…オオオ!!」 QB『!!…あの時に見破っていたのか…!』 ティガ「ハァアァアアッ…!!」 ダイナ『そのまま…ブチ破れろぉぉおおっ…!!』 バチチチチッ!! ガイア『亜空間バリアーの突破…多方向からの同時攻撃!』 マミ「届いて…!!」 Uキラー「…!!」バキッ… QB『!?…バリアーが…!』 二方向からの攻撃を受け続けた亜空間バリアーに大きな亀裂が入る QB『た…対応しきれない…!!』 QB『こ、この力は……』 QB『決して敗れることなど…無いはずじゃなかったのか…!?』 QB『これが…彼らの…!!』 QB『光の…力なのか…!?』 シュゥン… QB『…!!!』 ほむら「…な!?」 マミ「っ…嘘…!?」 ほむらとマミが攻撃の手を止め、驚愕する 杏子「ッ…!マジ…かよ…!!」 さやか「え…!?」 杏子がさやかに肩を貸して起き上がらせ、 目の前で起こった出来事に絶句する ガイア「!?」 QB『……』 ダイナ『ぐ…くそ……!』 ティガ『もう…エネルギーが…!!』 マミ「アスカさんっ!ダイゴさん!!」 魔法少女達の目に映ったのは 地面に膝を付き、カラータイマーを赤に点滅させたティガとダイナの姿だった QB『エネルギー切れ…か…!』 QB『…今度ばかりは…完全に駄目かと思ったよ…!』 バシュシュシュッ! バリアーを消し、 触手から眼前のガイア、ほむら、マミに向けて雷撃を放射する マミ「あ……っ!!」 ほむら「…っ!」 ガイア『二人とも!……っぐぅ!!』 ドガガガガッ ほむら「我夢…!?」 ガイア「グ…ァ…」 ガイアが二人の盾となって雷撃をその体に浴び、 地面に倒れ込む Uキラー「ガァァァアアアアアァッ!!!」ブンッ QB『君達には驚かされてばかりだよ…!!』 ドガガッ ティガ「グゥッ!!」 ダイナ「グァッ!?」 横薙ぎに払われた触手は二人のウルトラマンを吹き飛ばし 瓦礫を舞い上げる Uキラー「ゴォァアアアアアァ!!!」 バシュシュシュッ! 巨大な六本の足で地響きを起こしながら全身の武器を開放 Uキラーザウルスの全身から次々に放たれる攻撃 ドガガガッ! 杏子「さやかっ!こっちに……ぐぅッ!?」 さやか「杏子!!…うぁあっ!!?」 雷撃に撃たれ、飛び散った瓦礫の破片をまともに浴びる二人 ダイナ『このヤロ……!ぐあっ!?』 ティガ「グッ…!!」 攻撃を阻止すべく立ち上がろうとしたティガとダイナ しかし執拗に続く無差別攻撃を受け、爆煙の中に倒れる ドガァァアアアアアン… 辺り構わず、空に、地上に、あらゆる方向に放たれる攻撃 町の至る所で激しい爆発が起こり、火の手が上がる ほむら「くっ…!!」ダッ 迫りくる攻撃を跳躍して回避する Uキラー「!…グルルァアア…!!」 バシュッ! マミ「!! きゃあぁっ!?」 ほむら「!……マミ…!」 QB『よそ見をしている場合じゃないよ!暁美ほむら!!』 ドシュン ドガッ! QB『終わりだね…』 爆風に吹き飛ばされたマミに気を取らた一瞬、 赤色の光弾を背中に受けるほむら ほむら「!…ッ…あ!!…か…!」ズシャァ そのまま落下し、地面に叩きつけられた彼女の背中は抉れ、 溢れ出した血が焼け焦げた服を真っ赤に染める ほむら「うっ…あ゛っ…ぁ…!」 Uキラー「グルルゥ…」 QB『…』 シュルルル グチャッ Uキラーザウルスの細い触手が斬り落とされた右腕に絡み付き、持ち上げ、 切断面に押し当てる ジュゥゥウウ… 杏子「ッ…!冗談…だろ…っ」 ティガ『再生能力…!?』 焼け焦げるような音と共に切断面同士が張り付き、固定され 元の右腕の位置に収まる Uキラー「グルル…」 QB『……』 QB『まさかロクにエネルギーの残っていない君達が…ここまで戦えるとは…』 QB『想像を超えた爆発力が君達にはあるのかもしれないね』 ティガ『!…』 ダイナ『くっ…まだ…!』 ガイア『…』 カラータイマーが赤く点滅し、地に伏す三人のウルトラマンを見下ろす ほむら「ぐ……かはっ…!」ググッ 口の端から血を垂らしつつも 腕に力を込め、立ち上がろうとするほむら ほむら「っ…!」 ドシャッ ほむら「はぁっ…は…ぁっ…ッ…」 しかしその度に全身の激痛に耐え切れず、力無く地面に突っ伏す ズンッ QB『暁美ほむら…』 QB『幾多の時間軸を渡り歩き…運命を変えようと奮闘した君の旅も…』 QB『ここで終わりだね』 巨体を揺らし、少しづつほむらへ迫るUキラーザウルス QB『残念だったね…』 QB『最後に鹿目まどかに会うことも出来ずに…死ぬんだから』 ズンッ 呪いの呪文のように呟きながら 一歩、また一歩とほむらに迫る ほむら「く…ぅ…ぅぅ…」ググッ 瓦礫の上で腹這いになり 彼女の腕は、何かを掴もうとするかのように空へと伸ばされる ほむら「くっ…く、あぅ……っ!」 ほむら「…ぁ……!」ドシャッ しかし、その腕は虚空を掴み 力無く地面に投げ出された Uキラー「グォァアアア…!!」 巨大な足が、ほむらへ振り下ろされる ほむら「ま……ど…か……」 …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… まどか「……」 『……』 真っ白な世界 地面も、空も、全てが白 何も無い無の空間 まどか「…」 その空間で力無く、地に四肢を投げ出し だらしなく口を開け、虚ろな瞳で虚空を見上げる鹿目まどか 『……』 その傍らに、寄り添うように座り込む 三つ編みで眼鏡を掛けた少し気弱そうな少女 まどか「……ごめん…ね…」 『……?』 不意に、まどかが少女へ顔を向け 弱々しい声を漏らす まどか「あなたは……今も…」 まどか「苦しんで…るん…だ…よね…」 『……』 消え入りそうなまどかの声を聞いた少女の顔は 悲しく、辛そうな表情をしていた まどか「辛い…よね……苦しいよね…」 まどか「うっ…くっ…」ジワッ 心身両方の痛みに、焦点の合わない瞳から一筋の涙が零れ落ちる まどか「最後まで…何にも出来なくて…みんなに守られてばっかりで…さ……」 まどか「馬鹿…だよ…わたし…」 『……っ!』ギュッ 自身の胸を掴み、悲しい表情のまま、まどかの話を聞き続ける少女 まどか「………でも…ね」 『…?』 少女から視線を離し、再びまどかの瞳は虚空に向けられる まどか「キュウべえと契約した時…聞いたんだ…」 まどか「わたしの願いは…叶えられて……みんなの助けになった…ってさ」 『……』 まどか「わたし……ね」 まどか「キュウべえと契約して…魔法少女になって……こんなことになったのは…ね…」 まどか「罰なんだと…思うんだ」 『……!』 少女の瞳が驚きに見開かれる まどか「この運命は……わたしが魔法少女になったのは…」 まどか「みんなや…ほむらちゃんに迷惑掛けてた…駄目なわたしに……」 まどか「神様が与えた……罰」 『………』 まどか「迷惑ばっかり掛けてきたわたしが…」 まどか「最後に…少しだけみんなの力になって…」 まどか「一人孤独に死んでいく…」 まどか「それがあなたへの…せめてもの罪滅ぼし…」 まどか「でも……その罪滅ぼしも…終わる…」スッ 『…!!』 まどかの右拳が開かれる その手に握られていた物は、真っ黒に染まり、ヒビの入ったソウルジェム 『…まどか……』 スッ まどか「……?」 『罰…なんか……じゃないっ…よ』 ソウルジェムの乗ったまどかの右手に、 震える声で、今にも泣き出しそうな少女が自身の右手が添える まどか「え…?」 驚き、再び少女へ視線を戻すまどか 『私は…あなたに迷惑を掛けられたと思ったことなんて…』 『一度も無いよ…?』 まどか「嘘…」 『嘘じゃない…だって…』 『これは私が……暁美ほむらが自分で決めて…』 『自分自身で選んだ道だもの……』 まどか「…!…自分…で…」 ハヤタに聞かされた言葉が、頭を過ぎる 『…まどか…これを見て…』 シゥゥューン… まどか「うっ……え!?」 頭の中に、流れ込むビジョン そこには今、目の前にいる少女、 銃を構えて使い魔と戦う巴マミの姿 そしてピンクの髪をなびかせ、弓を引き絞る魔法少女 鹿目まどか自身の姿があった まどか「あれは…わたし…?」 『そうだよ…』 『…あなたと私が初めて出会った時間軸…』 まどか「……」 『私はあなたに救われた…』グイ まどかを抱き起こす少女、見つめ合う二人 まどか「…でも…でも……」 まどか「あなたは…わたしなんかと出会わなければ……」 『それは違うよ…』スッ まどか「……ん」 少女が指でまどかの涙を拭う 『あなたが救ってくれたのは…命だけじゃない』 自身の胸に手を当て、真っ直ぐにまどかを見つめる 『救われたのは…この心…』 まどか「……?」 『グズで…臆病で……』 『自分に自信が持てなくて……』 『助けてくれる人もいない私は…独りぼっちだった』 『朝に太陽が昇っても独りぼっちの私には…周りの世界が真っ暗な闇に感じられた…』 『……だけど』 悲しい表情の少女はまどかの顔を見つめ、優しく微笑む 『そんな私が…あなたに出会った』 『あなたと出会って…あなたと過ごせて…独りぼっちじゃ無くなった私は…』 『初めて世界が…明るく輝いて見えた』 『そんなあなただから…私は戦えた…』 『まどか…私に光をくれた…自慢の友達…』シュゥ… 言葉を残し、光の粒子となって消えていく少女 その光は穢れの溜まったまどかのソウルジェムに吸い込まれ、桃色の光を放つ まどか「あ…!ま、待って…!!」 『思い出して……最初の気持ちを…』 まどか「っ……!!」 まどか「ほむらちゃんっっ!!!」 …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… まどか「……う」ピクッ まどか「…あ…れ…?」 重い瞼を上げ、起き上がるまどか まどか「……夢…だった…の…?」 辺りを見回すまどか そこは白い世界ではなく、 先程まで彷徨い続けていた不気味な赤い空の砂漠だった ゴゴゴゴゴゴ… まどか「…?」 まどか「あ…!!」 まどかの視線の先、赤い空の一角に小さな穴が空いていた まどか「…ほむらちゃん…!?…みんなも…!」 まどか「それにあの怪物は…!!」 穴の向こうには、 Uキラーザウルスに追い詰められるティガ、ダイナ、ガイアの姿 そして触手に打たれる四人の魔法少女が映し出されていた まどか「……」ガクッ 砂漠の大地に膝をつく まどか「ヤプールの…言った通りだ…」 まどか「わたしは…何も…」 まどか「一人じゃ何にも出来ない……」 「君は一人じゃないぞ、まどか」 まどか「!?」 目を見開いて、声の主を探す まどか「あ……みんな…!!」 動くものは何も無いはずの死の空間 赤い空の砂漠の砂を踏みしめ、五人の男達がまどかの元へ ハヤタ「君には聞こえるはずだ」 ダン「勝利を信じて戦う、仲間達の声が」 まどか「……!!」 目を閉じ、集中する …………………………………… …………………………………… ダイナ「デュアァ!!」バシュッ ドガガッ! ほむら「…!!」 QB『む…!』 ビームスライサーを放ち、ほむらへ振り下ろされた足の軌道を変える 杏子「さやか!そっち持て!」ガシッ さやか「ほむら!諦めるのはまだ早いんじゃないの!?」ガシッ ほむら「!…あなた達…!」 杏子とさやかがほむらに肩を貸し、 立ち上がらせて走る マミ「これで少しは…」 ガイア『すまないマミさん…助かったよ…』シュゥウ 倒れ込んだガイアの巨体に手をかざし、 可能な限りの治癒魔法を掛けるマミ QB『馬鹿な…何故まだ立ち上がる…?』ズンッ ググッ ティガ『そんな力で…彼女達の光を消すことは出来はしない…!!』 ティガが立ち上がり、Uキラーザウルスへ向かって突進する …………………………………… …………………………………… まどか「聞こえる…みんなの声が…」 目を開き、声を震わせるまどか ダン「…うむ」 郷「だがこのままでは…いずれ彼らにも限界が訪れるだろう」 ミライ「兄さん達!早く助けに行きましょう!!」 まどか「!?……出来るんですか…そんなこと…?」 ダン「…この異次元空間の一角に俺達のエネルギーをぶつけてゲートをこじ開ける」 郷「俺達もそうやってヤプールの作り出した別の次元から脱出し、ここまで来た」 ミライ「僕達がいた空間には少しだけ歪みがあったからね。少ないエネルギーでもなんとか脱出できたんだ」 ハヤタ「問題はここだな。歪みの無いここから脱出するにはかなりのエネルギーが…」 北斗「……」 口々に話す仲間達に対し、 顎に手を当て、考え込む北斗 ダン「どうした。エース」 北斗「…俺達がいた空間の歪み…あれがあったから少ないエネルギーで脱出できた…」 ハヤタ「?…それがどうかしたのかい?」 北斗「…あまりにも出来過ぎていると思うんです」 ダン「……?」 北斗「まるで俺達を空間の外に誘い出すかのような…」 ハヤタ「あの空間に欠点があったとは考えられないか?」 北斗「いえ…あのヤプールがそんなミスをするとは思えません!」 郷「…」 ハヤタ「…確かにそうかもしれないが…」 ハヤタ「今はこの空間から脱出することが先決だ」 ダン「…だが警戒はしておく。それで構わないな?」 北斗「!…はい!」 ハヤタ「…さて、まどか」 まどか「…」 ハヤタ「我々はこれからこの空間を脱出し、奴と戦うことになるが…」 ハヤタ「君はどうする?」 まどか「…!」 後ろ手に腕を組み、まどかに問い掛ける ハヤタ「以前僕が言ったように…仲間の帰りを信じて待つことも一つの戦いだ」 ハヤタ「君自身が決めることだ。誰も文句は言わないし恨んだりもしない」 まどか「わたしは…」 まどか「…」ピクッ まどか(……?) 視線を自分の右手に落とし、握られた拳を開く まどか「…!」 まどか(夢じゃ…なかったのかな……) まどかの右手の上のソウルジェムの穢れは完全に浄化され 光り輝いていた まどか「……」グッ 『思い出して……最初の気持ちを…』 まどか「………ハヤタさん」 ハヤタ「?」 まどか「もし…わたしの手に入れた魔法少女の力が…」 まどか「みんなを守る為になるのなら……」 まどか「わたしは………」 まどか「戦います」 BACKまどか「…ウルトラマン!」 10 NEXT まどか「…ウルトラマン!」 12
https://w.atwiki.jp/madoka-ss/pages/37.html
感染拡大 草 除草剤 概要 まどか「その名も、草ぼーぼー病wwwwwwwwwwww」 まどか「“wwwwww”をつけずにはいられないwwwwwwwwwww」 まどか「こんなのwwwwww絶対wwwwwwおかしいよwwwwwwwwww」 ジャンル オールキャラ まとめサイト えすえすMode 元スレ VIP 投稿日 2011/05/03 地の文 なし 備考 完結済み 名前 コメント すべてのコメントを見る